セフィロン神話
セフィロン神話
原初の時代。まだ世界と呼べるものの存在が確約されずにいた頃、後にシノイ・チヲ・クレロイと称されるオルタナ・インキュナブリム・ エネルギーの可能態がその身を分割し、時間や空間という限りの中で観測出来る現実態を生み出した。
至るべき不動の動者クレロイは万物たる可能態が完全態になるまでの猶予を【и】と定義し、こうしてセフィロンの世界は誕生した。
【要約】
クレロと呼ばれるエネルギー体が最初の物質を生み出した。ついでに物質が生まれてから終わるまでに発生するあらゆる変化を【и】と名付けた。時間も空間も重力もぜんぶиのついでに生まれた副産物だった。でもなんかいい感じの世界になった。
クレロはその後、四至高たちにセフィロンの守護を任せてお隠れになったとされている。
四至高
クレロが遣わしたとされる始まりの四大天使。
機神【アイオウル】はセフィロンのиを更に分割して多くの下等世界を創造した。(イルザ・エシス乖離と呼ばれる。本編世界のアークオブタイムもその一つ) しかし創世にはセフィロン世界のリソース(и)を多く削らねばならず、闇雲に世界を量産した結果、セフィロンは未曾有の危機に晒される事となった。
創神【エリュオン】は原初の剣【デスサンドヴァニア】を用いてアイオウルを殺害。デスサンドヴァニアのエクリプス深層には今でもアイオウルの精神が囚われている。また、すべての生命の祖である【ピュアプリミエル】を創造したのもこの人。 魔神【メリュシエル】は分割した下等世界からиを回収する装置(ワールドシフター)を創造。4つの世界にそれぞれ投下し、回収は順調に行われたが一つの装置が故障して機能不全に陥ってしまう。その際に下等世界を【下等】と定義した事で世界に不等価の格差が生まれ、価値の権化【イプセリウスデクラン】が生まれる原因となった。 終神【アレイエル】は不動点クレロの御業を模倣する為に因果を前借りするフォーリンと因果を先送りにするフォーレンの姉妹天成剣を鍛造するも失敗。不要になった姉妹剣を咄嗟に下等世界へと放棄してしまう。そして彼の意志は後に【エリー】の息子達へと受け継がれる事になる。 原住民(アルペンディア)の誕生
下等世界に存在するセフィロン人以外の生物はすべてピュアプリミエルから派生した。
世界の詳細
基幹世界セフィロン 【и】の減少によって静止寸前の状態。分割された【и】を回収している。
第一分離世界オルトロン アイオウルの管轄 ワールドシフターにより回収済
第二分離世界オルアセラ エリュオンの管轄 WS稼働失敗(後のアークオブタイム)
第三分離世界オルデヒダ メリュシエルの管轄 ワールドシフターにより回収済
第四分離世界オルイルム アレイエルの管轄 ワールドシフターにより回収済
何らかの使命を全うすべく、下等世界へと渡ったセフィロン人達のこと。
探求の【ビスムート】や生命の【ネグシア】はスローンズドリームと呼ばれる船に乗って下等世界へと旅立ったセフィロン人の末裔。彼らはиの回収を免れたオルアセラ(アークオブタイム)を守るために暗躍する事となる。 エスリー世界での【太陽】に相当する星は【ラクテスの門】とも呼ばれており、天幕に開いた針穴の先にはセフィロン世界が存在している。
そしてここからようやくアークオブタイムの歴史が始まる。
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天蓋はそれぞれが世界壁として機能している