ART-SCHOOL
木下理樹のバンド。
繊細な詩人の世界を、轟音とアルペジオで表現する。
トータルとしての音世界、に実はかなり意識がいっていると思う。つまり木下理樹弾き語り、だけでは成立しない音世界
まるで絵の具のようにギターの音色を使い、空間の拡がりを表現するようにドラムを使う
絵でいうと、描線スケッチだけでは絶対完成にさせず、ちゃんと色を神経質的に塗るような感じ
(描線スケッチだけ、にしているような曲があったら、それは「そういうアレンジにしてある」ということ)
だから木下理樹の世界観が全ての根底にあるバンドであって、そうしなかったら意味のないバンドである
音の実験は「世界観にマッチしていれば」使う、類。
多分、アルペジオのトーーーン、コーーーーン、トルーーン、とした各音が、絵の具の各色に対応している