20190509(非音楽日記)
(日記でした)
ビルドファイターズA-Rのファン語りがいまだ熱があって、うれしいのぅ、嬉しいのぅ
何度目か、っていうSNSやめた宣言ですが、どうせまたやるのかなぁ、とか思いつつの引退宣言です。わたし、普通の女の子に、ふつうのテキストサイト管理人に戻りますっ!
というか、テキストサイト壁打ちテニスの精神、アティチュードは、失いたくないものだ……と思いつつ。しかし、SNSをやっていて、ヴィコーム!と「いいね!」ボタンの点滅でドキムネしてしまう心持ちが芽生えてる時点で……飼いならされている……おれも、おまえも……
「壁打ちテニスはほんとに楽しかったのか?あの時代それしかなかったから美化してないか?」という疑問は至極ごもっともなんだが、しかしその時に確かに熟成出来ていたなにかは確かにあったのだ。それが妄想の純度だったのだ
CMS探しを相変わらずやっている。と同時に、やはりHTMLタグ打ちテキストサイトしかないのかな、っていう気にもなっている。
最低限の更新履歴的なとこだけ、CMSをcgiで入れて、っていうのを妥協案として打ち出そうとしているが、そもそも「何であろうと、サイトをいじり続ける欲望」があってナンボのもんだよなぁ、とも思う。
そういう意味で言うと、CMSで楽になろうが何だろうが、とにかく「妄想の純度」=「表現への圧力」が、弱まってる時点で……という気もする。飼いならされている、この世界のSNS人民は、妄想純度を熟成させる奴なんて求めちゃいないんだ!
夢の中で、こみっくパーティの長谷部彩(学生時代の嫁)が出てきた。しかし地の文テキストウィンドウで「彩はメンヘラで……」という記述がされていたり、また基本春夏服なのに、帽子だけ冬服になっている、というビジュアル面での齟齬。そういうもろもろに「これは……【嘘】だっ!」と起きてから憤慨する。
しかし、いまだに自分はかつて毎日イチャコラ妄想していたギャルゲーヒロインに恋々としているのか。では、いまどれだけノベルゲームをやってるというのだ。今こそ、今こそロープライスエロゲをやるべきなのかもしれない。恋音セ・ピアーチェとか、メイドさんのいる暮らしとか。クダンノフォークロアはどうした。百合ゲーだろうが。その前にいつかのメモラージョに本腰を入れなさいよ。
フルプライスをがっつりやらなくなっている。本腰度が足りない。しかし、単純に自分のサイト弄り(妄想いじり)と作曲、でだいぶリソースが割かれる上に、ドールだの手芸だのコラージュだの模型だの……ふたたび、なにかを削らねばならない時が来ているのだろうか
しかしそれにしても長谷部彩である。自分の妄想は確実にこの系譜は小宮裕太の「沢渡さん」に引き継がれたのだから、彩が自分の中で死んではいないのは明白すぎるプレシャスなのだ。そして「黒髪絶対!」から「銀髪白髪崇高!」へとシフトしたのは、どうしようもなく沢渡さんなのだが、あの「黒髪絶対!(黒髪党)」は、やはり彩から沢渡さんへ移行した段階で、勢いを弱めたのだろう。もちろん自作ヒロインで「黒髪絶対!」を探求しているからこそ、他の創作物でその黒髪党精神をバーストさせなくてもよい、というのはある。創作が削っていくオタク熱というのもあるかもしれない。
で、あっても、彩である。彩は見事に自分を支え、自分の萌えを耕してくれた。「献身的なヒロイン」の純粋性。それは丁寧語というのもそうだが、一歩さらに歩を進めればメイド道なのである。事実、彩にしても沢渡さんにしても鉄板コスはメイド服だ。しかし、それであっても「純粋メイドな生まれ」ではないのだ。彩も沢渡さんも。自分はそこにもっと広い「広がりの可能性」を求めている。もちろん、「純粋メイドな生まれ」なメイドを!というメイドスキーを相手取るつもりはなく、むしろそういう「ご主人様」に敬意を払う。払うがゆえに、自分の「ちょい違う」度の道も、うそをつけないのである。
彩はメイドでなくていい。やはり「売れないマイナー同人作家」でいいのだ。自分の妄想をただつづるだけの同人作家。おお、今自分が同人サークルでやってることと一緒じゃねえか……。
こみパにSNSにまつわるファクターが存在していなくてよかった。こみパ2があるにせよ、そこからSNSを抜かすことは事実的に不可能だ。「都合のよいオタリアリティ」といえど、現代オタ社会を描くにおいて、SNSをぬかすわけにはいかないだろう。そして、SNSの味を入れたが最後、あの「こみパ」的な味は、無くなるのである。考えればどこかこみパは牧歌な純粋だった。もちろんそれは前時代のオタ社会(おたく)なるものの臭いが濃い。秋葉原がアキバとして特権的な魔都としてのオーラな臭いを放っていた時代だ。そうだよ、アキバには夢!が!あったんだよ!
そんな時代はもうないのだから、こみパも「2」のSNSテイストを出すよりは、「アラサー、オーバー30ageの同窓会」的なニュアンスを全面に出したほうが、まだ作品としてレベル高く存在出来はしないだろうか。折しもエロゲ界隈の年齢層というか、プレイヤー層の高年齢化を考えると……
いや、そんな繰り言を言っていても仕方はないし、別にLeafもそういう路線に東京開発室を……っていうか、いまこの区分あんのか!?別にみつみ甘露と大阪の違い、なんて今や誰も、本当に誰も気にしちゃいねえよ!その違いの存在すらわからないんだから!ちなみにアリスの東京支社はもうない。
こういうオタク昔話に華はどんどん咲くのである。いつの間にか長谷部彩自身の話をしていない。ロートルオタクあるあるである。オフ会あるあるである。
自分自身だって、いつの間にか長谷部彩で妄想をしなくなっている。彩妄想の末期は、さすがにネタが切れていたのだ。むしろ、同系統のキャラ(沢渡さん)に、属性そのままの熱量でランディングできた自分は幸運だったのかもしれない。沢渡さんが与えてくれる癒しがなかったら、確かに自分はこの数年間、ツブれていたことは間違いなかったからだ。だから、彩で妄想し続けた数年間も間違っているはずがない。
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悲しいかな!彩!いまや画材を薦めるとき、コピックやGペンやスクリーントーンではなくて、ペンタブレットの時代になってしまった!あるいはiPadだ!そういう画材屋にせこせこ通ってアナログ画材や文房具を見てニヘラニヘラしてるのは自分とかの数寄者くらいだ! 悲しい!