平沢進が使用している機材など
機材など
現在は ECLIPSE モニタースピーカーを使用
回=回大阪公演で使用したmidi guiterプラグイン マイク
ノイマンのU87と
AKGの C414
シュアーの57
月締メ・フォルマントで(恐らく)使用している楽曲
Q:月締メの新しいbgmが何なのか、気になって四半世紀眠れません。
A:ドビュッシーの逆再生です。
さて、まずはMoogシンセサイザーのプラグイン「Mariana」を購入した。
ウェンディー母さん、実機じゃなくてすいません。でも配線が嫌いなんです。
贔屓のシンセサイザー
この世には私が名作と呼ぶ国産シンセサイザーがある。
トリニティーとか
勿論が楽器なので人によって評価は違うし外国産の名作もある。
800 DVは例えば「美術館で会った人だろ」の間奏。我々はあの音をミュージカルホッチキスと呼んでいた。
私の所有物だったが盗まれた。
自分で所有するシンセは無かったので、会社のシンセを使っていたよ。
Arp 2600とか
Arp odysseyとか
Mini Moogとか。
過去に使用を試みた楽器について
過去にチャレンジして現在まったく使わない(挫折含む)楽器はこれだ。 旅先での作業環境
https://gyazo.com/17a6cc21cd85ccd56db9444820ef10e5
現在使用しているオーディオインターフェイスはRubix 44で、押すと本体が向こうに逃げるボタン付き。(電源スイッチ背面に付けないでねー!)
(話題沸騰中)
外出時のイヤホンはソニーのブルトゥースのあれである。あれ。
WF-1000XM3
MIDIキーボード
KOMPLETE KONTROL S61
ストリングス音源
メインは
Hollywood Strings
ナレーション用マイクは
SHURE SM7B
スピーカーはイクリプス
ヘッドホンハオーディオテクニカのあれ。
SM58
壊れたマイクはナレーションに向いている仕様で、月締メ・フォルマントやBSPで使われていた。
現在はまるで違う性質のマイクが代役を務めている。
声を拾うだけなのに、どう違うのか?
特性にはいろいろな違いがあるが、使用法において最大の違いは
距離を置いて使うか、出来る限り接近して使うかの違いがございます。
ライブで放電するのは後者。
ライブでは大音響のバンド音を歌マイクで拾わないように、べったりと接近した音だけをできるだけ拾うような性質のマイクを歌い手が使います。
ゆえに、イベントではびしょびしょのマイクを使わされるのであります
このマイクはSM58(業界ではゴッパーと呼ばれる)というもので、私もこのマイクをつかまされると反射的に唇を付けてしまう職業病であります。 トークショーなどでも使われるため。
内田裕也様はマイクへの接触と放電を嫌うために、マイクと唇の間にVさいんの指をあてておりました。良い考えです。 それゆえ、P-MODELヒラサワは自分用のマイクを持参するようになりました。
ヒラサワ専用マイクはゴッパーではなく、より声との相性が良いSM57であります。
ゴッパー引く1。
引き算こそ現代の解決法を実践する喜び(?)
なんと、SM75はオバマがスピーチで使っていたと今知り、最低の気分です。
自分、オバマと同じでサイテー。
ほんとにサイテー。
4年前のマイクが生産終了部品無し。
一方SM58は55年前。
SM57は56年前のマイクでいまだに業界定番。ドイツ製。
ちなみに前回の月締メ・フォルマントに写っているのがSM57。
これは歌鳥にも使われており、接近して歌うウイスパーヴォイスやバカコーラスの低音部で使われる。
あれ、こんな時間。騙された
通常ヴォイスのメインマイクは
ノイマン製U87というもの。
SM57は¥9,000くらい。
U 87は¥300,000くらい。
この価格差は何。
Goat GirlのGoatはバフォメットだが心配要らない、という話はまたいつか。
またこんど!!
生産終了修理不能となったマイクに変わりまして月締メ・フォルマントやBSPの収音を担当いたしますマイクは、約60年の伝統を持つ現役マシン、AKG社のC414となりました。
モニター
この度の新譜制作でモニターの狭さを痛感した。
音楽や映像は横に移動するアプリを使うので、モニターがいくら横に長くても歓迎だ。
少なくとも3倍の横サイズが欲しい。
ところで、過去を思い出したり、未来を空想したりする場合、心理的に、過去が右、未来が左に有るのが私の時間認識。
つまり、時間は左から右に流れる。
この感覚には個体差があるかも知れない。
この世の音楽や映像のアプリはその逆。
それが話をややこしくする。
例えば鎮西さんにMIXの要望を示す時、
「後のスネアドラムを上げて」
のような指示を出す。
「後」とはイメージ的に過去で、「先」は未来だから、「後」は画面の左に有ると勘違いする。
するとエンジニアは画面の左を見る。
すると私は「違います、先です先」
と言。
するとエンジニアは右を見て
「この後ですね?」
と言い
「そう、この先です」
と答える。
画面の左右において「先」と「後」が同じ意味になる。
ややこしい2025年。
時間が私の認識とは逆に流れるアプリには違和感がある。
より感覚的な時間流と合致させるため、時間が前方奥から自分の後方へと流れるアプリとモニターが欲しいと思いがちだがそうではない。
音楽は時間流に沿って展開される現象だけど、それを操作する脳内は瞬時にAからBへとその経過を辿らずに移動する所謂「ノンリニア」だから、画面上の過去と未来は時間的に「等価」でなければならず、そうするには左右に展開するしかない。
要約すると:
過去や未来が現在と疎遠であってはならず、全てが「現在」として扱えるようになっている必要がある。
あれ?
どっかで聞いたことないか?
後に49インチ・ウルトラワイドモニターを購入した
拡張スタジオ
https://gyazo.com/6fd5d2dc09985b0a3f9495627dbb575b
青い枠内が現在のスタジオ。
オレンジ色のブースを介して
水色の拡張領域につながるP型のスタジオになる。
青の領域はプリプロダクションのスタジオとなり、作曲やアレンジ作業に使われる。
水色の領域は録音とミックスのスタジオとなり、両者でオレンジのブースが共有される
まず、水色とオレンジの領域の防音工事から始まり、特注の防音ドアを三か所にはめ込んだらオレンジと青が隣接する壁をぶち抜き、防音ドアをはめ込む。
以上の工事が終わったら、鎮西さんと一緒に水色とオレンジの領域の「吸音対策」にとりかかる。
防音と吸音は違うので間違えないように。
吸音工事の際、スタジオの人柱を募集すいる。しない
この拡張によって今まで私の機材と鎮西さんの機材が同居していた青の領域から鎮西さんの機材が水色の領域に移され、かつ、広い領域を占領していた設置型ヴォーカルブースが廃棄されるため、青の間は倍の広さになる。
ここまで30分かけて説明した甲斐のある広さになる。
甲斐のある空間になる
アルバム「ランドセル」発売直後ヒラサワがステージで使っていたシンセサイザーの機種は何?
答:MS-20M
正しくはCS-20M
またもや過去に戻る双六TW。
当時CS-20Mが何故すごかったかと言えば、作った音を記憶し、ボタンで呼び出すことができたからである。今では当たり前である。
音色を20種類記憶できるだけで重量は格段に重い。しかし、ライブ中に手動で音色を変えるより楽である。
重い方が楽という奇譚
ところで、少し前に「それ以来、これといったヘッドフォンに出会っていない」的なポストをした記憶があり、そのせいか、そのせいでないかわかりませんが、
FOSTEX様から
T50RP mk4
をご提供いただきました。
ので、やや感想めいた事をポストいたします。
音はクセのないフラットな特性で、長時間使用しても疲れにくい。扱う音にほぼ忠実であるため、曲作りには最適。
観賞用としては好みが分かれる可能性。
パッドは吸い付くように密着し、ネックバンド式のように使っても概ね安定している。
音的には高得点ですが、以下の点で作業中のメインにはならずチェック用に使わせていただきます。
1:デザインがNG
2:絶滅種のネックバンド式ではない。
以上、FOSTEX様に感謝です。