スパークス (Sparks)
2023年ツアーセットリスト
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So May We Start
The Girl Is Crying in Her Latte
Angst in My Pants
Beaver O'Lindy
When I'm With You
Nothing Is as Good as They Say It Is
It Doesn't Have to Be That Way
Balls
Shopping Mall of Love
The Toughest Girl in Town
Escalator
We Go Dancing
Bon Voyage
Music That You Can Dance To
When Do I Get to Sing "My Way"
The Number One Song in Heaven
This Town Ain't Big Enough for Both of Us
Gee, That Was Fun
Encore:
My Baby's Taking Me Home
All That
スパークス (Sparks)
以外とおもわれるかもしれないが、スパークスを
生で見るのはこれが初めて。何度もチャンスはあったが、
諸事情により行くのをとどまっていた。
スパークスは地球上でもっとも偉大なバンドの1つであり
常に進化し続ける現役であるからして「見遅れた」
ということなどない。
常に新しく、常にスパークスであり、常に満足させてくれる。あの頃のスパークスは良かった、
などということは無い。
ああ、そういう人々はなぜかパッと見年齢が分からない。
私は「いったい誰がヒラサワをこんなにした」と評価される
転換は経たものの、過去の栄光にすがるような醜態は晒して
いないと自負する。したい。するはず。する。する時。
半世紀近くもファンでありながら、スパークスがアメリカのバンドだということを知ったのはつい先週だった。(私は本当にファンなのか?ああ、かなり)
アメリカ人の認識を再度改めたのも先週だ。こんなふうに。
アメリカ人には3つのタイプのアメリカ人が居る
1:良いアメリカ人
2:悪いアメリカ人
3:スパークス
DEVOは針木とのつながり以降挙動が変なので保留箱に 入っている。
申し訳なく、まことに申し訳なく、やはりスパークスには
This Town Ain't Big Enough For Both Of Us.をご馳走されたい。
だが、そろそろ本編も終わりだろうと思われるタイミングで
食べ終わったばかりのお椀にThe Number One Song In Heaven
をごそっと盛られた。
ああ、これで終わりだ。これで声もヘタるので、より大変な
This Town Ain't Big Enough For Both Of Usなど有り得ない
と思っていたところ山盛りのThis Town Ain't Big Enough For Both Of Usを喰わされた。心中土下座した。
48年間夢に見た生This Town Ain't Big Enough For Both Of Us。
48年と言えば生まれた子供がおっさんになり果ててしまう時間経過だ。
しかし誰かがスパークスをおっさんだと思うなら、それは認識力が
低下している。
時間は時間を追い越して行く。それが実証された渋谷の夜。
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