桜井章一 流れをつかむ技術
何事も強く求めないのは、そもそも私に強い欲求というものがないせいだが、それと同時に「強く求めすぎるとかえって現実はそうならず、むしろトラブルが起こりやすい」ことを知っているからだ。
桜井章一. 流れをつかむ技術(インターナショナル新書) (Japanese Edition) (Kindle の位置No.183-185). Kindle 版.
強く求めることは、流れを捉える感覚を確実に鈍らせ
桜井章一. 流れをつかむ技術(インターナショナル新書) (Japanese Edition) (Kindle の位置No.192-193). Kindle 版.
何事も力んで求めようとする人は、仕事においても生き方においても流れをつかみ損ね、失敗を重ねていくだろう。求めながらも、次の瞬間にはそれを忘れたかのように力を抜く。それこそが、「いい流れ」をつかむ秘訣である。
桜井章一. 流れをつかむ技術(インターナショナル新書) (Japanese Edition) (Kindle の位置No.193-195). Kindle 版.
麻雀の底に流れる道理を感じ取ることのできる者であれば、経済も政治も勝負の場に入り込む余地などないことを知っているはずだ。ここで言う道理とは、自分の周囲にいる人に迷惑をかけないことを第一に考え、また自己中心的な要素を極力省くように努めることを指す。
桜井章一. 流れをつかむ技術(インターナショナル新書) (Japanese Edition) (Kindle の位置No.212). Kindle 版.
私が「考えるな、感じろ」と言うときの「考える行為」は、正確には本能や身体的感覚から切り離された思考を指している。頭ばかり使うのではなく、本能や身体的感覚を大事にしながら、人間本来の生き方をよりよいものへと導いていく思考を、もっと増やしていくべきではないだろか
桜井章一. 流れをつかむ技術(インターナショナル新書) (Japanese Edition) (Kindle の位置No.282-284). Kindle 版.
違和感のあるものから順番に外していき、残ったものを選ぶ。
桜井章一. 流れをつかむ技術(インターナショナル新書) (Japanese Edition) (Kindle の位置No.437-438). Kindle 版.