デジタル・マチエール
本来物理的には存在しないはずの、デジタルに生成された表面の質感
絵画の絵肌や質感を指す美術用語のマチエールをデジタルに適用したもの イラストとか絵画的なものに良く言われる「絵肌/質感」のようなものって、デジタルではあんまない
テクスチャ感とかそういうものではなく、デジタル作品としての虚構的物質性を表す言葉が欲しかった
ポスト・フォトリアル的な「脱・写実」アプローチ
ルック自体はフラット/シャープでありながらただのデフォルメではない
現実感を別のレイヤーで担保する感じ
レンズを介さず、画面自体が現実のキャンバスように手触りを持つ
絵画的
デジタル・マチエールはこの主たる概念に対する質感の説明でしかないから、もう少し下の階層を何と呼称するかを探りたい
これこれこれこれこれこれこれ
あまりにも良すぎる 中国の人が描くものにはデジタル的な絵画としてのマチエールがあるから好きだ
デジタル・マチエールです
https://gyazo.com/304ee15bd417d4ad954c363334d3be1c/raw.pnghttps://gyazo.com/c3083916d6877f74f17392c88d83576a/raw.png
これとかまさにそう
別にレンズ効果の模倣を非難しているとか、どちらが良い悪いと言っている訳じゃないから、レンズ感があるのは別に良い レンズ再現を踏まえつつ、その次を模索する感じ
ポスト・レンズリアリズムとかなのかな
無味単調すぎるか
ある意味レンズとは違ったリアリズムへのアプローチでもあるから、むやみにポスト・レンズリアリズムとか言うのは雑な気がしてきた
フォトリアルの模倣からよりグラフィカルな面でのリアリティを追求するようなスタイル
現実の模倣ではなく、一枚のイラストレーション/動的なグラフィックデザインとして、その作品世界での説得力(リアリティ)を構築する感じ
一旦これでいいかも