メリーバッドエンド
Merry Bad End 日本のネットコミュニティ発祥の造語、物語の結末の一種
「Merry(陽気な / 楽しい)」と「Bad End(後味の悪い結末)」を組み合わせた矛盾を孕んだ概念
登場人物にとっては幸福だが、第三者(読者や社会)から見れば不幸 / 悲劇に見える結末を指す
当事者の願いがかなった / 愛する人と結ばれた / 救済された等の「これでよかったんだ」という幸福感や充足感 または、第三者の狂気的だ / 社会的に破滅している / 死んでいる / 洗脳されている等の「それは客観的に不幸だろう」という悲壮感や恐怖といった、それぞれの視点による解釈のズレが最大の特徴として挙げられる
「客観的にはバッドエンドだが、主観的にはハッピーエンド」という状態
「幸せの定義は他人が決めるものではなく、本人が決めるものだ」という究極の自己完結
羅生門効果?ちょっと違うか
#シナリオ技法