ロボットとわたしの不思議な旅
著 ベッキー・チェンバーズ
「ちょっと休憩が必要なすべての人に捧(ささ)ぐ」──ロボットたちと人間が平和裏にたもとを分かってから幾歳月。悩みを抱えた人々のためにお茶を淹(い)れる〈喫茶僧〉のデックスは、ある日思い立って文明社会を離れ、大自然に向かう。そこで出会ったのは、変わり者の古びたロボットだった。心に染み入る優しさに満ちた、ヒューゴー賞、ローカス賞、ユートピア賞受賞の二部作を一冊に収録。
たしか「基本読書」で取り上げられて、新しい時代のジャンル的な紹介で、じゃあ読んどこうかなと思ったんだったかな。
呑気でありながらSF的な舞台で、人間とロボットの対話に哲学的な問いが浮かび上がる・・・そこは悪くない。
「ホープパンク」の代表的作品と目される、希望とあたたかさに満ちたロボットとの旅路──『ロボットとわたしの不思議な旅』 - 基本読書
【今週はこれを読め! SF編】牧歌的な雰囲気とナイーヴな対話〜ベッキー・チェンバーズ『ロボットとわたしの不思議な旅』 - 牧眞司|WEB本の雑誌
「希望」は現代における反抗的なパンクとなる:SF作家ベッキー・チェンバーズの“ホープパンク” | WIRED.jp
ついでに「ホープパンク」をググってみたんだけれど、なんだか「やさしさロック」的なぬるいスローガンが多い印象。