シナモンとガンパウダー
シナモンとガンパウダー - イーライ・ブラウン/三角和代 訳|東京創元社
Web東京創元社マガジン : 面白さ無類、唯一無二の海賊冒険×お料理小説!
三角和代/イーライ・ブラウン『シナモンとガンパウダー』 訳者あとがき
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『シナモンとガンパウダー』イーライ・ブラウン著、三角和代訳、創元推理文庫 - ろぐの垂れ流し
1819年のイギリス。海賊団に雇い主を殺害され、海賊船に拉致されてしまった料理人ウェッジウッド。長い赤髪の女船長マボットから「命が惜しければ最高の料理を作れ!」と脅され、ウェッジウッドは毎週日曜、マボットだけに極上の料理を作ることに。物資も設備も不足するなか、知識とひらめきを総動員して工夫を重ねる彼だったが、海賊船がマボットと因縁あるフランス人科学者率いる敵船に襲われて……。面白さ無類、唯一無二の海賊冒険×お料理小説!
リアル書店でタイトルと帯に目が留まり、ちょうど読みかけの本があるからなぁと迷いながら数日後に購入。
面白かったよ。設定がいいよね。
19世紀小説風の日記形式とか細部も凝っている。
エンターテイメントなストーリーながら、立場が異なる登場人物同士が影響を与えあっていく展開も目が離せない。
なにより料理がおいしそう!
2024.03 ちょうどいい読みたい本がなく再読。案外ふかい話になっている。