グローリアーナ
マイケル・ムアコック (著) 創元推理文庫
【世界幻想文学大賞受賞】
黄金の時代を謳歌するアルビオンの女王グローリアーナ。国民と貴族にあまねく慕われこの世の女神とうたわれながらも、心満たされることのない孤高の女。だが彼女に婚姻を求める他国との軋轢が宮廷に不穏な影を落としはじめる……。エリザベス朝を彷彿とさせる架空のロンドンを舞台に、英国幻想文学界の巨匠が放つ超大作。
Book-Offで見つけて買ってみた。マイケル・ムアコック、始めて読んだ気がする。
エリザベス朝英国を彷彿とさせるアルビオンを舞台に、絢爛豪華な文体で繰り広げられる宮廷陰謀劇。
でもコケ脅しではなく、クライマックスの対決がいやーお見事お見事。
ファンタジーというより歴史改変モノなのか。