キンドレッド
オクテイヴィア・E・バトラー
謎の声に呼ばれ、奴隷制時代のアメリカ南部へのタイムスリップを繰り返す黒人女性のデイナ。
人間の価値を問う、アフリカ系アメリカ人の伝説的作家による名著がついに文庫化。
2021年から読み越した。
これ自体は1978年に出版、日本語訳が1992年で出て絶版になっていたところを、2021年に河出文庫で再販。
重い話だけど、ちゃんとエンタメになっているところがすごい。
宮部みゆきの蒲生亭事件が、こんなプロットではなかったけ?
河出文庫
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粘ること、生き続けること―オクテイヴィア・E・バトラー『血を分けた子ども』 – 集英社新書プラス