デューン 砂の惑星
著:フランク ハーバート、訳:酒井 昭伸
デューン 砂の惑星〔新訳版〕 (上) (ハヤカワ文庫SF)
アトレイデス公爵は皇帝の命を受け、惑星アラキスに移封されることになる。過酷な砂漠の惑星アラキスは、抗老化作用を持つ香料メランジの唯一の産地である。宿敵ハルコンネン家に代わりそこを支配することは、表面的には公爵家に大きな名誉と富を約束する。皇帝やハルコンネン男爵の罠だと知りつつ、公爵は息子ポールの未来のため惑星アラキスに乗り込むが……ヒューゴー・ネビュラ両賞受賞の壮大な未来叙事詩を新訳で!
2023.01.11
年始の課題図書としてBOOK OFFで上巻を購入。新訳版だったのね。
オレの読み手としての読解力が上がっているような気もするが
新訳で読みやすくなっているかも知れない。
変わらず面白い。
14-16歳くらいのころに、本代を節約するため何度も読み直したはず。
デューン 砂の惑星〔新訳版〕 (中) (ハヤカワ文庫SF)
ハルコンネン男爵の策謀により、アトレイデス公爵は不慮の死をとげ、再度アラキスは男爵の手に落ちてしまう。公爵の世継ぎポールは、巨大な砂蟲が跋扈する危険な砂漠へ母ジェシカとともに逃れ、砂漠の民フレメンの中に身を隠すことになる。しかしこの過酷な環境と香料メランジの大量摂取が、時間と空間を果てしなく見通す超常能力をポールにもたらした。彼はフレメンの伝説の救世主、ムアッディブとして歩みだすことに!
2023.03.01
中巻を行徳の図書館で借りてきた。
後半の展開をちょっと思い出した。
3幕物の中盤、逃避行から砂漠の異界に受け入れられるまで。
さあ、ここからクライマックスまで、どう展開するんだったか
ほとんど思い出せない!!
デューン 砂の惑星〔新訳版〕 (下) (ハヤカワ文庫SF)
そして復讐のときがきた。フレメンの一員と認められたポールは、その超常能力から、預言者ムアッディブとしてフレメンの全軍勢を統率する立場になっていた。ハルコンネン家の圧政とポール指揮下のフレメンの反撃に、惑星アラキスは揺れる。状況を危惧した皇帝とハルコンネン男爵は、軍団を引き連れ、ふたたび惑星へと降り立つが……。映画化・ドラマ化され、生態学SFの先駆けとしても知られる伝説的傑作。
2023.06.15
下巻を行徳の図書館で借りてきた。
ああ、こういう話だったよ。旧版は4巻物だったけど、新版を読み直すと3幕物だとよく分かる。
砂虫のところとか、サラっと描写されているけど鮮烈なイメージがすごい。
あとはサクサクと話が進む。短い感じがするくらい。
大団円なわけだけど、聖戦(ジハード)を避けることはできず、平和がもたらされてはいないんだな。
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