Java 変数・定数
変数
以下のように変数を定義する。
先に宣言だけしておいてあとから代入することももちろんできる。
code:variable.java
int hoge;
hoge = 2; // あとから代入
同じ型であれば複数の変数を一気に定義できる。
code:variable.java
boolean a, b, c;
基本型は主にこんなものがある。
boolean 真偽値。
char Unicode文字。
byte 8ビット整数。
short 16ビット整数。
int 32ビット整数。
long 64ビット整数。
float 32ビット単精度浮動小数点数
double 64ビット倍精度浮動小数点数
型推論
今までのJavaの変数宣言はデータ型を指定する必要があったが、Java 10からは型推論を使用することができるようになった。最初に代入された値の型で変数が初期化されるため、いちいち型を記述する必要がなくなる。
code:type-interface.java
var number = 1; // int型として初期化される
var str = "hoge"; // String型として初期化される
// 数値リテラルを使えばlong型やfloat型として初期化される
var l = 123L; // long型
var f = 1.1F; // float型
型推論を使う場合は必ず変数宣言時に初期化(代入)すること。それをしないとコンパイルエラーになる。また型推論を使った複数の値の宣言もできないので、1行ずつ書く。
final (定数)
Javaの定数と考えておけば良い。通常の変数宣言の方法はもちろん、先述の型推論の方法も使用できる。
一度だけ代入することができ、それ以降の代入はできないようになる。
code:final.java
final String hoge = "hoge"; // final <型> <変数名> = <値> // この方法なら宣言だけしておいて後で代入することができる final var one = 1; // final var <変数名> = <値> // 型推論のfinal