AKITA雪国酵母(UT-2)
秋田の酵母
カプロン酸エチル(リンゴ・メロン様の吟醸香)、酢酸イソアミル(バナナ様の吟醸香)を同程度生成
参考
酵母の話(2)│秋田の酒大百科│秋田県酒造協同組合
秋田県総合食品研究センター醸造試験場では、秋田の清酒を海外に広げるため、海外市場の過酷な流通・貯蔵環境を想定し、平成24年(2012年)から秋田県独自の純米酒・吟醸酒用酵母の開発を進めてきました。その結果、香りの変化が少ない2種類の新酵母「AKITA雪国酵母(UT-1)」(2015年11月特許出願)と「AKITA雪国酵母(UT-2)」を開発しました。
「AKITA雪国酵母(UT-2)」は、カプロン酸エチル(リンゴ・メロン様の吟醸香)、酢酸イソアミル(バナナ様の吟醸香)を同程度生成し、アルコール耐性を有するという特徴があります。
これらの酵母で醸した清酒は、フレッシュさを持続し、華やかでフルーティーな香りと含み香を伴う膨らみのある味になることが分かりました。
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