砂の器
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前半の捜査パートは面白かった。日本映画の、字で日にちや場所、状況を説明するやつ、結構好きかもしれん。雰囲気が、イナたいやぼったさという感じ。後半のメロドラマ展開(?)はかったるかった。刑事物ってこういう、人情とかになってくイメージがある。なんか会議室に人を集めて、あのドラマチックな語り口、ほんとにそうか?あまりにも「劇」すぎる、名探偵コナンや金田一一すぎる、つまり、あまりにもフィクションすぎて白けちゃう。フィクションだからいいんだけど、最低限の「本当っぽさ」みたいなものは必要なんじゃないか?というか、そうやって、犯人の動機、やるせなさみたいなものをつらつらと説明されたところで、本作では、いや、だからって殺すまではまだだいぶ飛躍があるだろうと思っていたら終わってしまった。一番変だったのは、小学生の時に生き別れた息子(犯人)の、30~40歳ぐらいになっておまけにサングラスをしている写真を、60~70歳になった父親に見せて「この人に見覚えはありませんか?」って聞いたら、父親が嗚咽するシーンがあるんだが、いや、面影ないだろ...絶対にわからないだろ...と思う。あとは女性の肌の露出が本当に無駄でしかない感じで登場するのもキツい。映る意味、ケレン味とかが1ミリもなくて、ポンって、古き良きサービス的な風習として乳首が映るのがキツい。絶対パワハラとかそういうのあっただろって思う。今は今、昔は昔で、まあ、しょうがないんだが。
1974年製作。松竹株式会社・橋本プロダクション第1回提携作品。松本清張原作の映画の中でも、特に傑作として高く評価されてきた作品。英語題名『Castle of Sand』。平成元年(1989年)「大アンケートによる日本映画ベスト150」(文藝春秋発表)第13位。現在ではDVD化・Blu-ray化されている。
砂の器
The Castle of Sand
監督 野村芳太郎
脚本 橋本忍
山田洋次
製作 橋本忍
佐藤正之
三嶋与四治
川鍋兼男(企画)
出演者 丹波哲郎
加藤剛
森田健作
島田陽子
山口果林
加藤嘉
春田和秀
佐分利信
緒形拳
渥美清
笠智衆
音楽 芥川也寸志
菅野光亮
撮影 川又昻
編集 太田和夫
配給 松竹
公開 日本の旗 1974年10月19日
上映時間 143分
製作国 日本の旗 日本
言語 日本語
配給収入 7億円
1974年邦画配給収入3位
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