愛は静けさの中に
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ろう者の物語。特に、ろう者にとっての発話、口話について、今まで見た映画や漫画の中では描かれていなかった視点、自分にはなかったものがあって、それだけで十分良かった。ジェームズがサラに「恐れないで声を出せ」というのもまあわかる(それを仕事にしてるわけだし)し、サラが声を出したくないのもわかる。主演の、サラ役の人が良すぎる。コーダ あいのうたのお母さん役の人だが、もう一回コーダ見たくなった。こんなに綺麗な人だったっけ。ろう者の物語で、誠実に作られてるというだけで自分にとっては満点だが、一応、気になったところとして。
手話に字幕がない。それはいいんだけど、代わりとして、手話を聞いている聴者がその手話を口で繰り返す。それによって、観客は手話で何を言っているか把握できるんだけど、これって自然なのかなというのが気になった。自然なら別にいいんだけど。こういう手法なので、手話はろう者と聴者が会話するっていうシーンがほとんどで、二人きりでも聴者はオウム返しみたいに手話を(観客のために)口で喋ってくれるんだが、やっぱり、自然じゃないような気がしてしまう。自分は、ろう者と二人でしゃべる時は、声を出したことはない。やっぱり、手話の内容を字幕で表示してくれる方が好きだなと思った。
ラストがいまいち。駆け足というか、俺の苦手な仲が悪かった人たちが急に仲良くなる展開である。ようはこの映画って恋愛ものなんだけど、恋愛ものってすべて、出会う→仲良くなる→仲悪くなる→(分岐)→仲直りするor別れる→エンドという展開なんだけど、この映画は仲直りするんだが、なんで仲直りしたのかよくわからない。
『愛は静けさの中に』(Children of a Lesser God)は、ランダ・ヘインズ監督による1986年のアメリカの恋愛映画。マーク・メドフ(英語版)によるトニー賞受賞の舞台作品『ちいさき神の、作りし子ら(英語版)』を原作としており、メドフ自身とヘスパー・アンダーソンが脚色した。
主演は本作が映画デビューとなるマーリー・マトリンであり、当時21歳だった彼女は史上最年少でアカデミー主演女優賞を受賞した。また彼女は本作で演じた役柄と同様にろう者でもある。
キャスト
ウィリアム・ハート - ジェームズ
マーリー・マトリン - サラ
パイパー・ローリー - サラの母
フィリップ・ボスコ - カーティス
アリソン・ゴンフ
ジョン・F・クリアリー
ジョン・ベイシンガー
ボブ・ヒルターマン(英語版)
監督 ランダ・ヘインズ
脚本 ヘスパー・アンダーソン
マーク・メドフ(英語版)
原作 マーク・メドフ
『ちいさき神の、作りし子ら(英語版)』
製作 バート・シュガーマン(英語版)
パトリック・パーマー
音楽 マイケル・コンヴァーティノ
撮影 ジョン・シール
編集 リサ・フラックマン
配給 パラマウント映画
公開 カナダの旗 1986年9月13日(TIFF)
アメリカ合衆国の旗 1986年10月3日
日本の旗 1987年3月21日
上映時間 119分
製作国 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
言語 英語
アメリカ手話
興行収入 $31,853,080
愛は静けさの中に - Wikipedia