愛は静けさの中に
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ろう者の物語。特に、ろう者にとっての発話、口話について、今まで見た映画や漫画の中では描かれていなかった視点、自分にはなかったものがあって、それだけで十分良かった。ジェームズがサラに「恐れないで声を出せ」というのもまあわかる(それを仕事にしてるわけだし)し、サラが声を出したくないのもわかる。主演の、サラ役の人が良すぎる。コーダ あいのうたのお母さん役の人だが、もう一回コーダ見たくなった。こんなに綺麗な人だったっけ。ろう者の物語で、誠実に作られてるというだけで自分にとっては満点だが、一応、気になったところとして。 手話に字幕がない。それはいいんだけど、代わりとして、手話を聞いている聴者がその手話を口で繰り返す。それによって、観客は手話で何を言っているか把握できるんだけど、これって自然なのかなというのが気になった。自然なら別にいいんだけど。こういう手法なので、手話はろう者と聴者が会話するっていうシーンがほとんどで、二人きりでも聴者はオウム返しみたいに手話を(観客のために)口で喋ってくれるんだが、やっぱり、自然じゃないような気がしてしまう。自分は、ろう者と二人でしゃべる時は、声を出したことはない。やっぱり、手話の内容を字幕で表示してくれる方が好きだなと思った。
ラストがいまいち。駆け足というか、俺の苦手な仲が悪かった人たちが急に仲良くなる展開である。ようはこの映画って恋愛ものなんだけど、恋愛ものってすべて、出会う→仲良くなる→仲悪くなる→(分岐)→仲直りするor別れる→エンドという展開なんだけど、この映画は仲直りするんだが、なんで仲直りしたのかよくわからない。 キャスト
原作 マーク・メドフ
公開 カナダの旗 1986年9月13日(TIFF)
アメリカ合衆国の旗 1986年10月3日
日本の旗 1987年3月21日
上映時間 119分
製作国 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
言語 英語
アメリカ手話
興行収入 $31,853,080