市子
ネタバレあります
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うーん、このビジュアル、好きだ。
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やっぱやるよねw俺もやった
U-Nextのポイントの期限が切れそうなので映画クーポンに替えて映画を観る回で選ばれた。アトロクやいくつかの映画系ポッドキャストで紹介されており、気になっていたので。テアトル新宿で。2023年に映画館で観た映画の中では一番泣いてしまった。劇場内からもチラホラと鼻をすする音が聞こえたので、やっぱり泣くよね?と思って遠慮なく泣いた。杉咲花さん、最高。あと若葉竜也さん。葛城事件、愛がなんだの若葉竜也さんがめちゃくちゃ好きだったが、今回はめちゃくちゃかっこよくてよかった。最初、普通にイケメン(?)だったので気づかなかった。俳優が役に合わせてビジュアルまで良く見えたり悪く見えたりするのすごいと思う。街の上では観たことないんだけど、若葉竜也さんが好きだという自己認識を強めたので、今度チャンスがあれば観ようと思う。「わかんないですけど...抱きしめたい!」くぅー。ミステリー仕立てで謎が気になるので全然眠くならなかった。お祭りの焼きそば、俺も大好き。「花火、好き。みんなが上を見るから」「花、好き。水をあげないと枯れちゃうから」「全部流してしまえ〜〜」とか、ちょいちょい説明チックなセリフが、気になりもするけどなるほどなぁと感心もする。感心するのでOK。そこはOKだけど、知らん人の自殺幇助の約束をネットの掲示板でしてて、本名と実在住所のやりとりはさすがにしないだろうというところはまあ、気にはなった。観てる途中から、小中高、地元の同級生たちのことをすごく思い出して、みんなの家庭のことを想像したりするなど。自分の家に人を呼ぶのは嫌いで、誰かの家に行くのが大好きだったのでいろんな人の家に行ったが、小学生の時は遊びに行った人んちの親からすごい怖い雰囲気が出てて、なんとなく「そろそろ外行こっか」みたいな流れになって外に行く、みたいなことが何回かあって、ずっと忘れてた記憶が何個か水槽の底の方から出てきた。帰りは電車や駅ですれ違う人たちそれぞれの生い立ちみたいのを想像せずにはいられなかった。みんななんらかの過去があるんだろうなあと。なんらかの。中には市子級のヘビーな過去もあるだろう。俺はその人達と向き合うことはできずにただ街ですれ違うのみだが、「かもしれない」と想像をすることならできるようになった。今日からしばらくは。半年続くかもしれないし、一週間は続くかもしれないし、明日になったら忘れてるかもしれないけど、少なくとも今日はその効果は続いていたので、この映画はすごい。 https://www.youtube.com/watch?v=W4RvTmP-HPc
この曲知らなかったが、いい歌だ。
痛ましいほどの過酷な家庭環境で育ちながらも、「生きること」を諦めなかった川辺市子を演じるのは杉咲 花。
抗えない境遇に翻弄された彼女の壮絶な半生を、凄まじい熱量で体現。芝居を超えて役を生き抜く姿を鮮烈に観る者の心に焼き付ける。
市子が3年間一緒に暮らしていた恋人・長谷川を演じるのは若葉竜也。——さらには、共演陣に、森永悠希、渡辺大知、宇野祥平、中村ゆりらが名を連ね、市子の底知れない人物像や過去が第三者の目線から描かれていく。どのような環境下であっても、自分の“存在”と向き合い続けたひとりの女性の生き様が、あなたの心を打ちのめす。見逃してはならない唯一無二の衝撃作が誕生した。