川崎登戸通り魔事件
川崎市登戸通り魔事件(かわさきし のぼりと とおりまじけん)は、2019年(令和元年)5月28日に神奈川県川崎市多摩区登戸で発生した通り魔殺傷事件。結果として被害者のうち2人が死亡し、18人が負傷した。犯行の直後、加害者は自ら首を刺し、その後死亡した。 本事件から3日後の6月1日、東京都練馬区において、元官僚で農林水産省の事務次官も務めた男性が長男を刺殺する事件が発生。被害者である長男は引きこもりの中年男性である点が本事件の加害者と一致し、また、事件直前に近隣の小学校で行われていた運動会の騒音に対し「うるさい。子供をぶっ殺すぞ。」と怒ったことが本事件を想起させる。殺人の動機について元官僚の男性は「川崎の事件を見ていて自分の息子も周りに危害を加えるかもしれないと不安に思った」という趣旨の供述を行っている。短期間でこのような動機による殺人事件まで惹き起こされたことから、根本匠厚生労働大臣は「安易にひきこもりなどと結び付けるのは慎むべきだ」と発言し、一般社団法人ひきこもりUX会議も引きこもりと殺傷事件を安易に紐づける報道について警鐘を鳴らす声明を出した。
この余談が虚しい感じに拍車をかけるなあ。