夢のチョコレート工場
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悪夢映画。サイケ感、この、特撮黎明期特有のサイケ感はハマりそうな感覚分かる、ハマってもおかしくないと思う。デューン/砂の惑星とか、ビデオドロームとか、トロンとか、そのへんを想起する。まあ、ウルトラマンとかもうろ覚えの記憶の中では近い。色彩、サイケ感、毒っ気、ブラックユーモア、シンプソンズみたいな。ぶっ飛び。面白かった。
『夢のチョコレート工場』(ゆめのチョコレートこうじょう、Willy Wonka & the Chocolate Factory)は、ロアルド・ダールの児童小説『チョコレート工場の秘密』(Charlie and the Chocolate Factory)を原作とした、1971年のアメリカ映画。
日本では劇場未公開だが、1980年代に全国の文化施設などでは『チョコレート工場の秘密』の題で上映が行われた(文部省選定)。その後、ワーナー・ブラザース・ホームエンターテイメントによって現題でソフトが発売された。
解説
脚本は原作者のダール自ら草稿を書いているが、その大半は映画スタッフによって改変された。映画はミュージカル仕立てになり、チャーリーの学校の担任の先生などの映画オリジナルキャラクターも出演している。また、チャーリーの父親は冒頭から不在となっている。
工場に入る子供に付く保護者は原作の2人から1人とし、この変更点は2005年の『チャーリーとチョコレート工場』にも受け継がれた。
本作の特色として「工場の入場に際しては、内部で起こり得る危険により生じる被害一切からワンカを免責する旨記された、膨大な長さの誓約書に署名を強いられる場面」があり、ここには欧米の訴訟社会特有のリーガル・カルチャーの影響が見られる。
工場で働くウンパ・ルンパは全て、何人もの身長の低い人物が演じた。
原作に描かれた「クルミを割るリス」の部屋は「金の卵を産むガチョウ」の部屋に差し替えられ、子供たちが酷い目にあった後に工場から出てくるシーンはカットされた。
原作の続編である『ガラスの大エレベーター』(Charlie and the Great Glass Elevator)も映画化が予定されていたが、本作の出来に満足しなかったダールが拒否したため、実現には至らなかった。
公開時には商業的成功に至らなかったが、独特のサイケデリックな雰囲気にカルト映画的な魅力を見いだしたファンも多い。
アニメ『シンプソンズ』『デクスターズラボ』などのテレビ番組、マリリン・マンソンの楽曲などに本作品のパロディが見られるなど、欧米メディアに少なからず影響を与えている。
2017年にトムとジェリーとコラボしたアニメ『トムとジェリー 夢のチョコレート工場』が製作された際、吹き替え版の主題歌として横山だいすけが主題歌「Pure Imagination」をカバーしたものが使用されている。また、同作では罰を受けた直後のソルト親子のやり取りのシーンなどが追加されている。
やっぱり、シンプソンズ。
夢のチョコレート工場
Willy Wonka & the Chocolate Factory
監督 メル・スチュアート
脚本 ロアルド・ダール
デヴィッド・セルツァー
(クレジットなし)
原作 ロアルド・ダール
(『チョコレート工場の秘密』より)
製作 デヴィッド・P・ウォルパー
スタン・マーガリーズ
出演者 ジーン・ワイルダー
音楽 ウォルター・シャーフ
アンソニー・ニューリー
レスリー・ブリッカス
撮影 アーサー・イベットソン
配給 アメリカ合衆国の旗 パラマウント映画
日本の旗 劇場未公開
公開 アメリカ合衆国の旗 1971年6月30日
上映時間 100分
製作国 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
言語 英語
製作費 $2.9 million
興行収入 $4 million
夢のチョコレート工場 - Wikipedia