同じことを何回も人に聞いたほうがよい
「同じことを何回も人に聞くな!」と言っている人もいたりしますが、あれは嘘です。
tl;dr 聞かれた人がメモを取る(Wikiを書く)ほうが効率がよいので、聞く人はメモを取ったりしないで同じことを何回も聞いたほうがよい。
質問をするときメモは取らなくてよい
人の話を聞きながらメモをとるのは意外と高度な技術なので、正確に記録するのは難しいです。
メモをしないと忘れてしまう。それはそう。忘れたらまた同じことを聞けばいいです。不正確なメモを見ながら思い出すよりもまた聞いたほうが正確に思い出す可能性が高いです。
(もちろん、話を聞きながら自分が独自に思ったことなどはあとから聞く人がいないので、その場合は例外的にメモをとったほうがよいこともあります。)
聞かれた人がメモを取るほうが効率的
なにかわからないことがあって人に聞くとき、大抵は「よく知っていそうな人」に質問すると思います。「よく知っていそうな人」はその性質上、他の人からも同じ質問をされます。よく知っていそうなAさんに3人が同じ質問をしたとき、3人が別々にメモをとると同じ内容のメモが3つできてしまいます。人の話を聞きながらメモをとるのは意外と高度な技術なので、3つのメモは細部が異なっていたりします。
聞かれた人が教えながらメモを取る場合、聞いている人がメモをとるときよりも余裕があるので正確に記録できます。
聞かれた人が教えながらメモを取ると、次に聞かれたときにメモを見せるだけで済むので効率がよいです。
聞く人がメモを取る場合、ある問題に対してわからない n 人の回数分メモを取る時間が全体で消費されます。聞かれた人がメモを取る場合は1回分のメモを取る時間しか消費されません。
何か聞かれたらWikiに書いてURLを渡すと便利という技があります mactkg.icon
/icons/+1.iconyuta25.icon
同じことを何回も聞いたほうがよい
メモを取らないと忘れるのでまた聞く必要があります。
何回も聞くと、聞かれた人が「自分でメモを取ったほうが(文書化したほうが)効率がよいな」と気がつく可能性が高まります。