北風と太陽
スーパーやコンビニの商品棚になにもない!ってツイートする行為、特に悪気も意味も意義もなくやるんだろうけど、新たな買い占めを誘発します。可能性として。
新たな買い占めはまた新たななにもない!ツイートを誘発してそれはまた新たな買い占めを誘発するという循環構造。そのツイートひとつが買い占めの増幅装置になります。
恐怖はウイルスと比べようもなく恐ろしい速さで伝播します。
「もし必要な人がいれば早めに買いにいきましょう」みたいな注意勧告は上記のような観点から、結果的に必要な人に行き渡らない可能性を高めています。
じゃあどうすればいいの?てなるかもしれない。なにもない棚を見たときにできる最大限の行為は、ネットで言及しないことだと思います。
以上のことは当然だけどツイッターに限らず、あらゆる第三者に開かれたネット空間において言えることです。
買い占めを責める行為は意味がないどころか逆効果です。買い占めを責めれば責めるほど新たな買い占めを生み出します。そういうものです。これは理屈ではなく、「帝王学」のようなものです。恐怖に支配された心はなによりも共感と同調を必要としています。 北風と太陽です。
リアクタンスは、特定の行動の自由を脅かしたり、排除したりするオファー、人物、ルール、または規制に対する不快な動機づけの覚醒(反応)です。リアクタンスは、誰かまたは何かが自分の選択を奪ったり、選択肢の範囲を制限していると感じたときに発生します。