ライト、ついてますか
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すごく面白かった。エスプリとかユーモア、日本にはないこういうノリで独特だったりするけど、とにかく面白い。問題とはなんなのか、問題解決とはなんなのかということが書いてある(書いてない)本。古さと海外特有のノリがあって読みにくく感じるかもしれないけど、味のある挿絵がたくさんあって意外とすぐすっと読めた。
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かつて急進派が本当に急進的であったころ、 彼らはこんなことをいいたがった。 「もし君が解答の一部でないなら、君は問題の一部だ。」 だがむしろ真相はこうだった可能性がある。 「もし君が今日解答の一部であるなら、君は明日問題の一部だ。」 実際、 考えてもみるがいい。 彼ら昔の急進派には何が起こったか? 彼らは確かに解答の一部だったではないか。
ScrapboxのOCR機能、まじで便利すぎる。。。。
君が今日解答の一部であるなら、君は明日問題の一部だ。
第1部 何が問題か?
第2部 問題は何なのか?
第3部 問題は本当のところ何か?
第4部 それは誰の問題か?
第5部 それはどこからきたか?
第6部 われわれはそれをほんとうに解きたいか?
上記問いについて、寓話(実話ベースのものもあるらしい)と共に教訓めいたことが書かれている。第4部以降とか、かなりぐっとくるものがあった。第4部、大学の駐車場の話で、本当は自分の問題ではないのだけど自分の問題として考えてみると意外と解決できる、みたいなところは自分も「太陽、NPC、人間」などで考えていたこともあって「我が意を得たり!!!」となった。大抵は他人や物事、事象を変えるよりも自分が変わるほうが楽で早かったりする。他、問題vs私たちみたいな考え方も当然のように出てくる。自然農法 わら一本の革命のことも思い出したりした。色々なことに繋がる、とても射程が長い本。 とにかく、色んな人に、特に、上司とかマネージャーとか、職場での立場が上になるような人に読んでほしいなと思った。自分が会社員として仕事をすることになったら読んでくれ~読んでくれ~って言ってみようと思う。