プレーンソング
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猫と競馬とともに生きる、四人の若者の奇妙な共同生活。〝社会性〟はゼロに近いけれど、神の恩寵のような日々を送る若者たちを書いたデビュー作。
プレーンソング -保坂和志 著|文庫|中央公論新社
プレーンソング (中公文庫) | 保坂 和志 |本 | 通販 | Amazon
Riverside Reading Clubが2022年アトロク秋の推薦図書月間でおすすめしていたのだけど、「パワーアンビエント小説」っていう
ワードがずっと頭に残っていて、アトロクブックフェアで買った。なるほど、パワーアンビエント。文体独特、特になにも起こらない、日常。読みやすくはないけど、読みやすいと言って差し支えないような雰囲気がある。雰囲気、アンビエンス。
保坂和志サン、山梨県生まれなのか。3歳から鎌倉とWIkipediaに書いてあるけど。書きあぐねている人のための小説入門 (中公文庫) | 保坂和志 | Kindle本 | Kindleストア | Amazon これはなんかTwitterかはてブで見たことあったけど、これの人だ。
Riverside Reading Clubが語る「保坂和志『プレーンソング』」の話 : -
本当に保坂さんが猫飼ってて、伝染病になっちゃって、つらい思いして、そのネガティブな気持ちを一掃するために不安や不幸の予感の欠片すらない小説を書こうと考えたって、これを書いたんですよね。だから、本当に日常のことしか書かないみたいな。でも、フロウとかはメチャクチャ、この人、結構特殊で。
それで物語だったらドラマとか、アクシデントとか入れたくなるじゃないですか。でも、それとかを本当に全部排除してっていう部分が僕はパワーだと解釈してるんですよね。これ、Mercy君が考えてくれたんですけど、パワー・アンビエントって。アンビエント・ミュージックみたいに物語自体は流れていく。設定だけあって、日常がどんどん流れていくみたいな小説なんですよね。
日常に意味を見出さなかったら、戦争を待望するような人間になってしまう
パワーアンビエントのパワーってなに?パワー・ポップとか、パワー〇〇
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パワーアンビエントは、通常、シンセサイザーやエフェクトを駆使して広がりのある音の景色を作り出し、リスナーに圧倒的な感覚体験を提供します。代表的なアーティストには、ティム・ヘッカーやスターズ・オブ・ザ・リッド、ウィリアム・バジンスキなどがいます。
へーーー、ティムヘッカーは好きだが、パワーだったのか。