ブラック・ウィドウ
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MCUマルチバースサーガの履修のためにDisney+で観た。面白かった。ナターシャは最高。妹のエレーナも最高だった。見覚えあるなと思ったらミッドサマーのダニー。役によってこんなに変わるんだ。MCUの中でもやっぱり、ナターシャが絡むと雰囲気がピリッとしまる感じがずっとあって、それはキャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャーの雰囲気とかそうだと思うんだけど、その感じが堪能できてよかった。雰囲気がしまるというか、なんていうんだろう。銃器、ナイフ、体術を駆使したヒーロー。ハードボイルド?普通にアクションがかっこいい。カーアクションが特にぶったまげた、車が爆発によって縦回転してからの滑って地下鉄の入り口から入ってっちゃう様子、「そうはならんやろ!」。後半のアクションシーンは、途中からずっとナターシャの後頭部が多めに映っていることが気になったっちゃ気になったけど、無問題。スカヨハ姐さんとスタントダブルのみなさんにビゴップ!
『ブラック・ウィドウ』(Black Widow)は、マーベル・コミックに登場する同名キャラクターをベースにした、2021年のアメリカ合衆国のスーパーヒーロー映画。監督はケイト・ショートランド、脚本はエリック・ピアソン、主演はスカーレット・ヨハンソン。「マーベル・シネマティック・ユニバース」シリーズの24作目であり、「マルチバース・サーガ」の一作目。
COVID-19パンデミックの影響を受けて、2021年7月9日の劇場公開と同時に、Disney+プレミアアクセスでの同時配信公開も行われた。日本での劇場公開は配信よりも1日早い2021年7月8日となった。
公開
本作は当初2020年5月1日に日米同時公開の予定としており、映画の制作や吹き替えなどの作業も同年3月の時点で既に完了していた。しかし、新型コロナウイルスの影響により封切りが無期限の延期となり、4月4日に新たに米国公開が11月6日と発表された。しかし、 9月23日に米国公開が2021年5月7日へと再度延期され、6日後には日本での公開も4月29日に延期された。2021年3月23日、米国での公開が同年7月9日に延期となり、定額制動画配信サービスであるDisney+のプレミアアクセスでの同時配信になることを発表した。
日本でも米国の発表を受けて、同じく2021年7月9日に延期になると共にDisney+プレミアアクセスでの同時公開になることを同年3月31日にウォルト・ディズニー・ジャパンから発表された。その後、日本に関しては劇場公開を1日前倒しし、同年7月8日から公開することを同年5月20日に同社が発表した。しかし、同年1月21日に全国興行生活衛生同業組合連合会(全興連)が「これまで通りの形式で劇場公開をしない作品については上映しない」という方針を出しており、映画館やシネマコンプレックスは大作映画であるにもかかわらず上映を決めた少数に限られており、TOHOシネマズや松竹マルチプレックスシアターズ(MOVIX・ピカデリー)、ティ・ジョイ(東映子会社)といった大手配給会社が運営する劇場では上映されず、ユナイテッド・シネマや109シネマズ、イオンシネマ、コロナシネマワールド、その他独立系などと小規模での公開になっている。
なお、プレミアムアクセスでの視聴は、Disney+の会員費に加えて、29.99ドル(日本では3,278円(税込))が必要となる。また、Disney+のプレミアアクセスではこれまで本作を含む4作品の映画が配信されているが、これまでの映画作品は全てディズニー本体での制作であり、マーベル作品をプレミアムアクセスでも同時公開するのは本作が初めてとなる。
Disney+での配信や再延期を巡っては『ムーラン』と『ソウルフル・ワールド』(ピクサー・アニメーション・スタジオ制作)の劇場公開断念(配信スルー)を決定した2020年8月頃からファンの間で懸念されていたが、ウォルト・ディズニー・カンパニー最高経営責任者(CEO)のボブ・チャペックは2021年3月9日に行われた株主総会で予定通りの劇場公開準備を進めていることを明らかにし、動画配信や再延期の可能性を否定していた。そのため、2週間で大きな方針転換をせざるを得ない形となった。
2021年7月12日に世界各地における本作のオープニング興収が明らかとなった。北米地域での興収は8000万ドル(日本円で約88億円)で、これは新型コロナウイルスが流行している時期に公開された映画としては最高額となる。北米以外(海外)での興収は7880万ドル(日本円で約87億円)、世界興収は1億5880万ドル(日本円で約175億円)を記録した。また、ディズニーは米国内でのDisney+の配信におけるオープニング収入も併せて発表し、6000万ドル(日本円で約66億円)の収入があったことを明らかにした。また、プレミアアクセス対応作品において、本作を除く3作品はDisney+でのオープニング収入を発表していないため、オープニング配信収入を公表するのは初めてのケースとなった。
しかし、公開2週目の週末において、北米地域での興収がマーベル作品史上ワースト1位となる前週比67%ダウンの2625万ドルとなり、興収1位の座を早くも『スペース・プレイヤーズ』(ワーナー・ブラザース制作)に譲ることになった。これは違法サイト上において、海賊版が流布していることが原因とみられている。
2021年9月22日、ウォルト・ディズニー・ジャパンは本作品を同年10月6日16時からDisney+の見放題作品として追加することを発表した。
訴訟
本作に主演したナターシャ役のスカーレット・ヨハンソンはDisney+での同時配信により、巨額の損失を被ったとして、ウォルト・ディズニー・カンパニーを相手取り、カリフォルニア州ロサンゼルス郡の上級裁判所に提訴したことを2021年7月29日に発表した。訴訟内容によると、ヨハンソンは本作のギャランティー(出演料)について、主に劇場での興行収入に比例する金額を受け取る契約を締結しており、動画配信サービスでも同日公開したことは契約違反に該当すると主張している。一方、ディズニーの広報担当者はDisney+プレミアアクセスによる配信でも追加の出演料が発生するため、契約違反にはあたらないと反論している。
2021年9月30日、ヨハンソンはディズニーとの間で和解が成立したことを発表した。ヨハンソンは「今後も引き続きディズニーと仕事をするのを楽しみにしている」とのコメントを述べた。なお、和解の内容については公表されていない。
監督 ケイト・ショートランド
脚本 エリック・ピアソン
原案 ジャック・シェイファー
ネッド・ベンソン(英語版)
原作 スタン・リー
ドン・リコ(英語版)
ドン・ヘック(英語版)
『ブラック・ウィドウ』
製作 ケヴィン・ファイギ
製作総指揮 ルイス・デスポジート
ヴィクトリア・アロンソ
ブラッド・ウィンダーバウム
ナイジェル・ゴステロフ
スカーレット・ヨハンソン
出演者 スカーレット・ヨハンソン
フローレンス・ピュー
デヴィッド・ハーバー
O・T・ファグベンル(英語版)
オルガ・キュリレンコ
ウィリアム・ハート
レイ・ウィンストン
レイチェル・ワイズ
音楽 ローン・バルフ
撮影 ガブリエル・ベリスタイン(英語版)
編集 リー・フォルサム・ボイド
マシュー・シュミット(英語版)
製作会社 マーベル・スタジオ
配給 アメリカ合衆国の旗 ウォルト・ディズニー・スタジオ・モーション・ピクチャーズ
日本の旗 ウォルト・ディズニー・ジャパン
公開 日本の旗 2021年7月8日
アメリカ合衆国の旗 2021年7月9日
上映時間 133分
製作国 アメリカ合衆国
言語 英語
興行収入 アメリカ合衆国の旗 $183,651,655
日本の旗 9億4942万円
世界の旗 $379,631,351
前作 MCU
スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム(2019年)
次作 MCU
シャン・チー/テン・リングスの伝説(2021年)
ブラック・ウィドウ (映画) - Wikipedia