シン・仮面ライダー
ネタバレ
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パンフレットがめちゃくちゃ面白かった。池松壮亮がクランクイン直前に靭帯を痛めた話(からの、2つめのセーフハウスで4人が初めて揃ったシーンのフィックスエピソード)、CG以外のほとんどを俳優が演じている話。喋り方も、顎のうごきを気にしたとか。他にも、VFX担当や美術、衣装担当の話、クランクイン直前まで真っ赤だったルリ子のコートがベージュの既製品に変更になったエピソードとか、面白すぎる、ものづくり!!Wライダーとライダーシリーズのバイク戦闘、実写で撮ったけど当日あいにくの土砂降りで、それでもなんとかヒィヒィ言いながら撮ったが、庵野がクオリティに満足できずに容赦なく捨ててCGに切り替えた話とか、恐ろし!ボツカット全集とか見てみたい。シンエヴァもそうだったが、パンフレットの満足度がすごくて、ぶっちゃけ映画よりパンフレットのほうが興奮したかもしれない...
池松壮亮は池松壮亮だなと思った、不思議な俳優だ。めちゃくちゃ好き。柄本佑は初恋の悪魔の小鳥さん。陽キャっぽくなってて面白かった。浜辺美波は最高。長澤まさみは笑ったが、30秒ぐらいの回想シーンで市川実日子出てきたときが一番笑った。 小学生行くか行かないかぐらいの子供と一緒に観に来てた女性が、始まって15分ぐらいで子供を連れて退室しており、事前のレーティングの確認は大事だなと...あと、チョウオーグと本郷が消えたところで、エンディング5分ぐらい前だと思うが、鼻息荒らげて退室した白髪の男性も印象的だった。おそらくなにかしらに不満だったのだろう。仮に庵野映画が初めてのヒーロー好きという人が観たら「なんじゃこりゃ」となるだろう。