キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン
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U-Nextのクーポンを利用して109シネマズプレミアム新宿で観た。レオナルド・ディカプリオの眉間のシワすごい。レオ様、夏にタイタニック観たときはめちゃくちゃなきらめきで、「旅立ちの時」のリバー・フェニックスみたいな、圧倒的なオーラだったが、ふつーに中身なんもないペラッペラな小悪党のおっさんみたいになってて面白い。菅田将暉とかもゆくゆくはこんな感じに歳を重ねていってほしい。デ・ニーロは自分の中ではグッドフェローズ、ゴッド・ファーザー Part II、ヒートと今年観てきた中での今作だったので、最初のシーンはCGや特殊メイクでかわいいおじいちゃんになっちゃったみたいでちょっと笑えてしまった。史実をもとにした、人間の搾取や排除の汚い部分という意味では薄く広く福田村事件ともつながるものがある。上映時間が206分、3時間26分と、とにかく長い。よくこれの評で、「体感は一時間ぐらい、一瞬よ」と言ってる人いるけど、さすがにそんなことはなく、自分は体感でもちゃんと3時間超えしてた。まあ、長く感じないというのもわかるぐらいの、無駄なシーンとかは振り返ってもなかったような感じはあるが。誰一人としてかっこいい人が出てこない、主演二人がドクズで、グッドフェローズやヒートのデ・ニーロはくそかっこいいけど本作ではただただ底しれぬいやらしい悪なので、それで3時間超えはちょっと心がキツイというのはあるかもしれない。
109シネマズプレミアム、前回は6000円のプレミアム席で観たが、今回は4000円の普通席、全然4000円で良かった。席はプレミアムだと電動リクライニングがあるのと充電ソケットがついてるぐらいで、4000円でも荷重リクライニングはあるし、ポップコーンとドリンクもついてくる。映画に4000円は高い。前回も今回も他に、ちょうど都合のよい時間にやってるとこがあればそっちに行ってただろう。しかし、3時間超えということもあって、気兼ねなく両手を上にして伸びができたりっていうのは結果的にはペイしたぐらいのバリューがあった気がする。あと、上映前に坂本龍一が劇場の音響へのこだわりを語る映像が毎回観れるのも、価値があると思った。
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Apple TV+に来たので家で見ます、🫠
観たらぜひ簡単にでも感想をyuta25.icon/icons/+1.icon
『キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン』(Killers of the Flower Moon)は、2023年のアメリカ合衆国の犯罪映画、修正主義的西部劇。監督はマーティン・スコセッシ。主演はレオナルド・ディカプリオ。共演はロバート・デ・ニーロ、リリー・グラッドストーン、ジェシー・プレモンス。
本作でスコセッシとディカプリオは、長編映画6度目のタッグとなる。
企画
2016年3月10日、インペラティヴ・エンターテインメントは入札競争の末、デヴィッド・グラン(英語版)の『花殺し月の殺人 インディアン連続怪死事件とFBIの誕生』の映画化権を500万ドルで購入し、同スタジオのダン・フリードキン(英語版)とブラッドリー・トーマスが映画の製作を務めることが決定した。2017年4月、マーティン・スコセッシ、レオナルド・ディカプリオ、ロバート・デ・ニーロが、エリック・ロスの脚色の上で、本作への関与を検討していることが明らかになった。7月、プロダクション・デザイナーのダンテ・フェレッティは、スコセッシが監督し、ディカプリオが主演を務め、2018年の初めに撮影が開始することを明らかにした。しかし、2018年10月までは製作が停滞し、スコセッシとしては『アイリッシュマン』(2019年)の次回作になることが発表された。その時点では、2019年夏に撮影が開始される予定だった。
プリ・プロダクション
2019年6月、パラマウント映画が本作の配給を務めることが発表された。7月26日、スコセッシはオクラホマ州ポーヒュースカ(英語版)に在住するオーセージ族(英語版)の元を訪れ、首長であるジェフリー・スタンディング・ベアー(英語版)と会談し、オーセージ族がどのように映画に関わることが出来るかについて話し合った。その数日後、デ・ニーロがキャストに加わり、撮影の開始が暫定的に2020年の夏に決定したと報じられた。
12月、撮影監督のロドリゴ・プリエトは、主要撮影が2020年3月に開始する見込みであることを確認し、映画の"外観と雰囲気"に関してはまだ模索中であることを補足した。2020年1月19日、ディカプリオは出席した第26回全米映画俳優組合賞で、デ・ニーロと共に本作の主演を務めることを正式に発表した。4月、新型コロナウイルス感染症の流行を受け、撮影が無期限延期になったことが発表された。一方で、スコセッシは、製作費が2億ドルに達することにパラマウントが懸念を抱いていた為、NetflixとApple TV+に融資と配給を打診していた。パラマウントは別企業の製作参加に前向きな姿勢を示し、5月、Apple TV+が共同出資し、パラマウントと共に共同配給として参加することが発表された。
2021年2月、リリー・グラッドストーンとジェシー・プレモンスがキャストに加わった。当初、主人公のトム・ホワイトはディカプリオが演じる前提で製作が進行していたが、ディカプリオはデ・ニーロ演じる敵役の甥を演じることを提案した。結果的に、プレモンスがトム・ホワイト役、ディカプリオがアーネスト・バークハート役に起用された。3月、タントゥー・カーディナル(英語版)、カーラ・ジェイド・メイヤーズ、ジャネー・コリンズ、ジリアン・ディオンがキャストに加わった。4月、ウィリアム・ベロー、ルイス・キャンセルミ(英語版)、ジェイソン・イズベル(英語版)、スタージル・シンプソン、タタンカ・ミーンズ(英語版)、マイケル・アボット・Jr、パット・ヒーリー、スコット・シェパード(英語版)がキャストに加わった。
同月、ジャック・フィスクが本作のプロダクション・デザイナーを務めることが決定し、スコセッシとの初のコラボレーションとなった。6月、スティーヴ・イースティン(英語版)、ゲイリー・バサラバ、バリー・コービンがキャストに加わった。8月、ブレンダン・フレイザーとジョン・リスゴーがキャストに加わった。
撮影
主要な撮影は、2021年2月からオクラホマ州で開始する予定だったが、4月19日にずれ込んで開始し、オーセージ郡のポーヒュースカ(英語版)やフェアファックス(英語版)、ワシントン郡のバートルズヴィル(英語版)で撮影が行われた。5月13日、デ・ニーロがセット外で足を痛め、治療の為にニューヨークへ戻った。デ・ニーロの残りの場面は6月に撮影したため影響がなく、制作の遅延は起こらなかった。撮影は10月1日に終了した。2022年3月、ジェフリー・スタンディング・ベアー(英語版)がタルサ記者クラブに、5月中旬にオーセージ郡で、オーセージ族の伝統的な民族舞踊の場面の追加撮影が行われると語った。
スコセッシは撮影開始に際して「オクラホマでようやく「Killers of the Flower Moon」の制作を開始することができ、感激しております。この物語を、実際にこの物語の出来事が起こった土地で語ることが出来るのは、その時代と当時の人々を正確に描くために極めて重要なことであり、不可欠なことです。この撮影をするにあたって協力してくれたApple、オクラホマ映画・音楽事務所、オーセージ族の人々、特にオーセージのコンサルタント及び文化アドバイザーに感謝しています。この物語をスクリーンで再現することで、忘れてはならないアメリカの過去を不滅のものにするために、地元のキャストやスタッフと製作を共に出来ることに興奮しております。」と語った。
作曲
作曲はスコセッシの前作『アイリッシュマン』に引き続きロビー・ロバートソンが務め。本作で、ロビーはスコセッシと作曲家としては3度目のコラボレーションとなった。
公開
2021年5月、劇中のディカプリオとグラッドストーンの姿を捉えた本作のファーストルック写真が公開された。2022年2月、脚本のロスはインタビューで、編集が順調に進んでいると聞いており、公開日は11月を想定していると語った。7月、映画の公開は2023年となり、Appleが5月のカンヌ国際映画祭でのプレミア上映を視野に入れていると報じられた。
2023年10月、コロラド州フォートコリンズのザ・リリックや、ドイツ、イタリア、ポルトガル、ブラジルに展開するUCIシネマズ、イギリスに拠点を置くビュー・インターナショナル(英語版)、アムステルダムのザ・ムービーズ(オランダ語版)などの映画館で、上映途中で6分から15分程度の休憩が取られた。パラマウントとAppleは、「変更や休憩なしで上映する」という契約に違反するとして厳しく取り締まった。本作の上映時間が長いとの批判も上がったが、スコセッシや編集のセルマ・スクーンメイカーは上映時間は適切だと主張した。
Killers of the Flower Moon
監督 マーティン・スコセッシ
脚本 エリック・ロス
マーティン・スコセッシ
原作 デヴィッド・グラン(英語版)
『花殺し月の殺人 インディアン連続怪死事件とFBIの誕生』
製作 レオナルド・ディカプリオ
ダン・フリードキン(英語版)
エマ・ティリンジャー・コスコフ
マーティン・スコセッシ
ブラッドリー・トーマス
出演者 レオナルド・ディカプリオ
ロバート・デ・ニーロ
リリー・グラッドストーン
ジェシー・プレモンス
音楽 ロビー・ロバートソン
撮影 ロドリゴ・プリエト
編集 セルマ・スクーンメイカー
製作会社 インペラティヴ・エンターテインメント
シケリア・プロダクションズ(英語版)
アッピアン・ウェイ・プロダクションズ(英語版)
アップル・スタジオズ
配給 世界の旗 アップル・オリジナル・フィルムズ/パラマウント・ピクチャーズ
日本の旗 東和ピクチャーズ
公開 世界の旗アメリカ合衆国の旗日本の旗 2023年10月20日(劇場公開)
上映時間 206分
製作国 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
言語 英語
オセージ語
製作費 $200,000,000
キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン - Wikipedia