ふつうの子ども
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めちゃおもしろい。子どもを良く撮った映画、最高峰。見てる途中と終わった後に、めちゃくちゃ色々な感情がある。一番は、ハラハラ、胃がキリキリする感じ。子どもってサスペンス、スリラーよりもハラハラする。先生に名前呼ばれて、「ちょっとこの後先生のところにきてください」って言われた時、まじで「終わった.....」ってなるよな、この世の終わりみたいな、目の前が真っ白に、真っ暗になるっていうか、風景がぐにゃあってカイジみたいにひん曲がっていく感じ。とか、親に嘘ついてる時のキリキリする感じ。結構みんな笑っていたんだけど、たまに自分も笑うところあったけど、合わないところが多かった、いや、笑えねえわ、ってキリキリしながら思ってた。仕立てとしては、ざっっっっくりハートウォーミング系コメディ映画ということになるのかと思うが、コメディなところはあんまりツボにこなかった。ハートウォーミングにはかなりなるし、スリラーとしての楽しみが一番あった。子どもっておもしろいし、おそろしい。一番おそろしいのは主演の嶋田鉄太さんかもしれない、パンフレットのインタビューで 監督はいい意味で、僕が今まで会ってきた中で一番変な人。雰囲気も、いう言葉も、何を喰ったら出てくるんだと思う。
と言っている(原文ママ)。2014年1月生まれ、早生まれの11歳である。この言葉づかい、貫禄、編集が入ってるのかもわからんが、読んでてビクっ!てなった。パンフレットは子ども全員の一言、監督から子どもそれぞれへの一言があったり、対談、インタビュー、脚本完成版と盛りだくさんで、今年買ったパンフレットの中で一番満足度が高い。
先生に名前呼ばれて、「ちょっとこの後先生のところにきてください」って言われた時、まじで「終わった.....」ってなるよな、この世の終わりみたいな、目の前が真っ白に、真っ暗になるっていうか、風景がぐにゃあってカイジみたいにひん曲がっていく感じ。
これは、最近の知らねえ単語でも喋っていたのを共感しながら聞いたばっかなので、自分の中では今ホットな共感である。
「先生が呼んでたよ」って言われた瞬間の、地球が終わった、ってなる感じ。汗がダラダラ、っていう感じ。
「そこのみにて光輝く」「きみはいい子」の監督・呉美保と脚本家・高田亮が3度目のタッグを組み、現代を生きる子どもたちの日常を生き生きと描いた人間ドラマ。
10歳の小学4年生・上田唯士は両親と3人家族で、おなかが空いたらごはんを食べる、ごくふつうの男の子。最近は、同じクラスの三宅心愛のことが気になっている。環境問題に高い意識を持ち、大人にも物怖じせず声をあげる心愛に近づこうと奮闘する唯士だったが、彼女はクラスの問題児・橋本陽斗にひかれている様子。そんな3人が心愛の提案で始めた“環境活動”は、次第に親たちも巻き込む大騒動へと発展していく。 「LOVE LIFE」「ちひろさん」などに出演する嶋田鉄太が主人公・唯士、本格的な演技は本作が初となる瑠璃が心愛、ドラマ「3000万」の味元耀大が陽斗を演じた。クラスメイト役にはオーディションで選ばれた子どもたちを起用し、ワークショップを通して共通の時を過ごしながら、呉監督とともにそれぞれのキャラクターをつくりあげた。脇を固める大人のキャストとして、唯士の母・恵子役で蒼井優、担任教師・浅井役で風間俊介、心愛の母・冬役で瀧内公美が出演。
劇場公開日:2025年9月5日
監督
脚本
製作
プロデュース
企画
プロデューサー
撮影
照明
録音
美術
装飾
衣装
ヘアメイク
編集
音楽
リレコーディングミキサー
サウンドエディター
カラリスト
VFXスーパーバイザー
助監督