3-4X10月
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夜に観たが、その日は銀行でいやーーーなクレーマーみたいな人を見たり、スーパーでガツンとぶつかってきてしかも臭いサラリーマン風の人がいたりで、なぜかすごくイライラして心が荒んでいたのだけど、この映画観たらなんかスカッとしました。黒人とか女性とか扱いがひどいが、まあホーリー・マウンテンもだけど、昔の映画にそういう「正しさ」っぽいものは求めたところでしょうがない。現代の「正しさ」は、昔はそうじゃなかったという(ひどい)話なだけだし、「正しさ」はこれからも変わっていくだろう。なんかいけ好かないやつが酷い目に合う、そういう映像を観ると楽しい、しょうがない。DVDに入ってた予告編がめちゃくちゃかっこよかった。Youtubeにもあった。
https://www.youtube.com/watch?v=s9fs6Fd83Lo
『3-4X10月』(さんたいよんえっくすじゅうがつ)は、1990年の日本映画である。北野武監督第2作。1990年9月15日全国松竹系ほかで公開。日本国外配給に当たっての英語タイトルは"Boiling Point"。
キャッチコピーは『軍団、野放し!』
概要
監督北野武として二作目の映画で脚本も本作からたけしが手がけるようになりその後に至る。キャスティングにおいては、渡嘉敷勝男、たけし軍団をメインに据えて、本作ではたけしは脇役で出演している。
興行的には、前作『その男、凶暴につき』がまずまずの成績だったため、邦画系100館以上という規模で公開したが惨敗した。
作品解説
たけしの作品の中でも独特の作品で具体的な説明もなく淡々と物語が進み、BGMが一切無く、台詞も少ない。
「3-4X10月」というタイトルについて
タイトル『3-4X10月』のうち、前半の「3-4X」は劇中の草野球の試合で、"3-4x"と表示されたスコアボードに由来する。「10月」は本来10月に公開予定だったために付加されたが、実際の公開が9月になったため、実質的に意味がなくなってしまった。
後に、ストーリーのクライマックス部分が10月3日から10月4日にかけての出来事と解釈され、フランス向け配給ではタイトルは "Jugatsu"とされた。
アクシデント
タンクローリーが建物に突入するラストシーンは住宅地の空き地を借りて夜間に行ったが、予想に反して大爆発が発生、その模様は住民によりビデオ撮影され、テレビで流されている。たけしが住民に謝罪する事態となり、このシーンはそのまま採用された。
評価
興行的には失敗したものの批評家の評価は高く、批評家の森直人は「目に激しく焼きつく構図が頻出する映像にはドラッギーな幻覚性が満ち、批評家はゴダールや大島渚と頻繁に比較し後に訪れるフランスでの熱狂的評価につながった」という見解を示している。
受賞歴
トリノ国際映画祭・特別賞
日本映画監督協会新人賞・奨励賞
(第64回キネマ旬報ベスト・テン日本映画第7位、第12回ヨコハマ映画祭日本映画ベストテン第4位)
Boiling Point
監督 北野武
脚本 北野武
製作 奥山和由
出演者 小野昌彦
石田ゆり子
井口薫仁
飯塚実
豊川悦司
小沢仁志
井川比佐志
ベンガル
ジョニー大倉
渡嘉敷勝男
ビートたけし
撮影 柳島克己
編集 谷口登司夫
配給 松竹
公開 日本の旗 1990年9月15日
上映時間 96分
製作国 日本の旗 日本
言語 日本語
配給収入 2.3億円
3-4X10月 - Wikipedia
#Week37,_2023