人工物(無機物)の敬称
②日程作成システム(通称:日程くん)の稼働(2023年12月13日)
ちょっとした便利プログラム(日程くんは「ちょっとした」レベルには収まらないだろうが)に、気をつけないとすぐに「くん」とつけてしまうの、なんらかのジェンダーバイアスだと思っているので、気をつけたい。
在庫チェック通知くんを作った
気をつけないとすぐやってしまう。「さん」がよさそう。
親しみを込めたいのは分かる。「ちゃん」ではなく「くん」が選ばれるのはバイアスだと思う。特定の性別を示唆しない、親しみを込めたフラットな敬称がなさそう。医者や警察、教師など、わりと昔から女性が活躍しているような組織で部下の女性をくん付けで呼んだり(「麗子くん」)、ちゃん付けで男性を呼ぶのもあるっちゃあるけど、基本は男性に「くん」、女性に「ちゃん」というイメージがある。
あとはなんか、プログラムは格下、歳下、子供みたいな「舐め」バイアスもありそうなので、普通にリスペクトを込めて「さん」を推奨していきたい。
ヒアリング太郎、命名で八割勝ちなのか?そういうの終わりにしないと。
役所の記入例とかはけっこう、花子のケースも見るが、ソフトウェアみたいのは大体、太郎、くんが使われるのおかしいと思う。
俺は家にいるクモがオスでもメスでもどっちでも大丈夫なように、害虫を食べてくれという希望を込めて「のぞむ」と呼んでいる。のぞむとか、つばさとか、ゆうきとか、けいとか、なおとか、そういう名前をソフトウェアにつける文化を普及させて、太郎と同じくらい「かわいい」「面白い」「愛でたい」「満腹でいてほしい」と思えるような価値観で塗り替えていかねばならない。ヒアリング翼。ヒア翼。