情報収集
これはありとあらゆるメディアを通じて情報を集める事を指す。僕は情報収集のプロセスではネット媒体での情報を好んで集めますけど、新聞や書籍などを使って集めるのが本来の方法だろう。この情報収集のやり方というのは情報社会の現代ではやりやすくなってると共に、厄介な状況にもなっている。twitterなどを使って情報収集しようとすると、厖大な情報を手に入れる事ができるけど、その正確さというのは確実ではない。不完全な情報やデマも普通に出回る環境なので、情報の重み付けやフィルタリングが重要な役割を果たすようになってきているのだ。
ネットの情報が正確なのかフェイクニュースなのかを見分けるためには基盤となる体系付けられた知識が必要になってくる。こういうのは基本の学校教育などでちゃんと教養を身に着けておくことが重要なのではないか?と僕は思うのである。こういうのは「調べる技術 書く技術 誰でも本物の教養が身につく知的アウトプットの極意」(佐藤優著)でも語られていた。
佐藤優氏はそもそもネットの情報を信用していないので、情報収集は新聞や書籍を大量に読む方法を推奨している。ネットでの情報源はNHK NEWS WEBやジャパンナレッジ以外の情報源は使わないほうが良いと言っていた。
僕的には基盤となる教養が身に付いているなら、自分にとって好ましかったり使える情報をフィルタリングして収集したら良いんじゃないか?というぐらいにゆるゆるの方針である。twitterなどでもできるだけ不要な情報はミュートなどを使って表示させなかったり、RSSリーダーでも大量の流れの中で目についたものだけ読み込む様にしていけば、必要な情報は勝手に集まってくると思うのである。
しかし、これが通用するのは個人ブログ程度の責任しか負わなくていい程度の人の話である。本を出版したりとか、何かしらの論文を書かないといけないような本格的な知的生産をする人にとっては情報の偏りは致命傷であろう。そういう人ならば、情報収集は佐藤優氏の方法を参照にしたほうが良いであろうな。
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