Xcodeの完全再インストール
内部処理が破損してるなどで、Xcodeのビルドが異常に遅くなったりする場合がある。その場合、Xcodeを完全にアンインストールして再インストールすれば不具合が直る事がある。
ちなみに、再インストールを行う前に、プロビジョニングファイルや証明書などはエクスポートしておかないと再インストールで躓く事がある。それはこちらを参照したりして行う。
1: 既存の環境のバックアップ
アプリ証明書のインポート・エクスポート
プロビジョニングプロファイルのバックアップ
プロビジョニングプロファイルは、~/Library/MobileDevice/Provisioning Profiles/ディレクトリに保存されています。このフォルダをバックアップしておくと、再インストール後に元の状態を復元できます。
手順:
ターミナルを開き、以下のコマンドを実行してディレクトリに移動します。
cd ~/Library/MobileDevice/Provisioning\ Profiles/
Provisioning Profilesフォルダを外部ドライブや別の場所にコピーしてバックアップします。
プロビジョニングプロファイルのインポート
バックアップしたプロビジョニングプロファイル(.mobileprovisionファイル)をダブルクリックすると、自動的に適切な場所にコピーされます。これにより、Xcodeでの署名設定が正しく行われるようになります。
Xcodeの環境設定のバックアップ
Xcodeのユーザー設定や環境設定は、~/Library/Preferences/com.apple.dt.Xcode.plistに保存されています。このファイルをバックアップしておくと、再インストール後に設定を復元できます。
手順:
ターミナルを開き、以下のコマンドを実行してファイルをコピーします。
cp ~/Library/Preferences/com.apple.dt.Xcode.plist /path/to/backup/location/
/path/to/backup/location/は、バックアップ先のディレクトリに置き換えてください。
Xcodeの環境設定の復元
バックアップしたcom.apple.dt.Xcode.plistファイルを~/Library/Preferences/ディレクトリにコピーします。これにより、以前のXcode環境設定が復元されます。
2: Xcodeの完全アンインストール
下記のコマンドを叩く
sudo rm -rf /Applications/Xcode.app \
/Library/Preferences/com.apple.dt.Xcode.plist \
~/Library/Preferences/com.apple.dt.Xcode.plist \
~/Library/Caches/com.apple.dt.Xcode \
~/Library/Application Support/Xcode \
~/Library/Developer/Xcode \
~/Library/Developer/CoreSimulator
18 Xcode のインストールし直し
3: バックアップした設定ファイルのインポート
Accountsにログイン
SettingsのAccountsにて+ボタンを押してApple IDでログインする
プロビジョニングプロファイルのインポート
バックアップしたプロビジョニングプロファイルをダブルクリックすると、自動的に適切な場所にコピーされます。これにより、Xcodeでの署名設定が正しく行われるようになります。
Xcodeの環境設定の復元
バックアップしたcom.apple.dt.Xcode.plistファイルを~/Library/Preferences/ディレクトリにコピーします。これにより、以前のXcode環境設定が復元されます。
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