東京都同情塔
今日から東京都同情塔を聞き始めてる。さまざまな考え方を知ることができて面白いなと思う。登場人物の一人が色々とオシャレな事をしてる人間なのだけど、オシャレというのは自分の気持ちを上げるためのものという感じの考え方で、これは共感できるなと思うところである。 東京都同情塔を引き続き聞いてるが、面白い展開だな。犯罪者を高級タワマンに住まわせることでどのようなことが起きるのかと言う社会実験のようなものがある世界。それとAIが現代と同じ程度には発達しており、オーディブルでの読み上げも機械音声スレスレのナレーターの平板な読み上げという感じ。 そういえば東京都同情塔を読了した。不思議な読書感覚であるけど、これはまぁ純文学としては成功した作品だからなのかもしれない。 性的なモチーフやら状況やらをたくさん出してくる割には、実際にその行為には至らないのはそういう象徴を使いつつ実際の内面を表現するというアプローチをしてるのかなと思う。実際に性行為をしなくとも、ホテルの部屋で二人っきりになったりして心理的な交流でそれを表現するということをやってるのかなと思った。
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