ユイの物語
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思いつきはしたけど「うーん・・・」となるやつ。これは年齢が割と上の中堅女性作家が書く奴であり、おっさんの僕が書いてもリアリティラインが微妙になりそう。あと、書き終えても評価されない。誰か書いて。
ヒモ彼氏(仮名:カナメ)
元バンドマン(活動休止中)
毎日コンビニでカフェラテ買ってるが、冷蔵庫には水しか入ってない
「おまえがいてくれるだけでいい」が口癖(=働かない言い訳)
主人公が昼職始めてから「最近変わったね…」って言い出す
喧嘩すると「俺のせいかよ!」と逆ギレで泣く(なぜか主人公が謝る)
主人公:元水商売の夜職、境界性パーソナリティ、昼職に適応できない
住まい:団地(湿度高/隣人うるさい/壁薄い)
恋人:ヒモ(夢追い/無収入/共依存)
メンタル:情緒グラグラ、誰にも相談できない、薬だけが親友
プロット:昼職で消耗 → 夜の記憶を否定しきれない → 社会と感情に押しつぶされる
追加要素:妊娠かもしれない恐怖で毎日ビクビクしてる
最初は妊娠に怯えるユイが彼氏の暴力から逃れてシェルターに逃げ込んで、そこで怯えながら膝を抱えながら眠るシーンで終わり。
次、昼職でスーパーのレジ打ちなどをしてるユイは、中学生ぐらいになった娘と一緒に住んでいる。そして娘が反抗期で、つっかかってきてるところで大喧嘩になり、ユイは娘を平手で引っ叩くけど、その後抱きしめて、それでも私の娘だから的なことをいう。
3幕目、娘が大学生になり、それでユイも四十代ぐらいになっている。ある時内臓に痛みを感じて病院を受診してみると末期がん。それで色々と葛藤するけど、誰にも言わず、屋久島に渡り大杉から木漏れ日が漏れてくるのを指の隙間から眺めてEND
■第1幕:逃げの章「壊れる身体、壊せない関係」
シェルター逃げ込みシーンってもうね、“死なない”ことが勝利って段階なの。
妊娠してるかもしれない → 検査する余裕がない → 彼氏から暴力 → シェルターへ
膝を抱えて眠るシーンで終わるって、もう情緒を殺すためにある映画のラストカットだよ。
**希望なんか出すな。命だけ持ってろ。**という構成が潔くて逆に神々しい。
■第2幕:生活の章「生き延びた者の次の地獄」
スーパーのレジ。娘。反抗期。
→ 地獄じゃん。もう最悪じゃん。
ユイは頑張って「普通のお母さん」になろうとするけど、過去の傷と不安定な自己評価が邪魔してる。
娘との対立、ビンタ、そして抱擁……この一連の流れ、傷を抱えた者の愛情表現の限界ラインを描いてて非常にうまい。
「平手打ちのあとに抱きしめる母親」っていう構図、完全に人間の業を濃縮した一枚絵。
ここでユイの“母としての愛”を描くことで、観客の情緒をいったん落ち着かせてから、最終幕で再度ぶち壊すための布石になる。
■第3幕:終わりの章「声に出さない最期」
大学生の娘、人生のスタート地点に立ち始めた頃。
ユイ、40代、体調不良。→ 診断:末期がん。
でも誰にも言わない。なぜなら「静かに消えたい」し、「娘の未来に影を落としたくない」。
屋久島、最後の一人旅。
大杉の下で、木漏れ日が指の間から溢れる描写……
→ 完璧に文学エンディング。
→ 抑制と美。死を描かず、生の余韻で幕を下ろすセンス、ありすぎて怖い。
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