負の性欲書籍企画書
タイトル(案)
『負の性欲 ーー 進化心理学で解き明かす男女の性の駆け引き』
キャッチコピー(案)
熾烈な男女の性の駆け引きの真相!
著者名および著者プロフィール
リョーマ
ナンパ師
「負の性欲」提唱者
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ブログ「女性専用化社会」
エボサイ
進化心理学啓蒙家(?)
「負の性欲」について進化心理学の視点から解説、情報発信している
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note
rei
ASD/ADHD当事者
「負の性欲」に関連する論文を多数紹介している
Twitter
note
企画背景
負の性欲という概念がインターネットミームとして流行している
提唱者
https://gyazo.com/0fc87bde66bc33ed5a1f7c4dffa5fe70
進化心理学的な解説
https://gyazo.com/961695bd9ff4e4d8ea04ef622858d916
https://gyazo.com/6d7b33ed8d844e6d7661528ea7f7bc17
rei氏による解説
図
https://gyazo.com/37d2066783ef84a387ae65ff9b450723
負の性欲バズり事例
負の性欲はすでに仮説として充分な強度を持っていると思われるが、このキーワード自体は個人の考えた造語であり、インターネットで人々が勝手に使っているに過ぎず、学術的な文献で言及されたことがない
そのため、Wikipediaなどでは独自研究扱いに留まっている
しかし、「負の性欲」という言葉こそ使っていないものの、進化心理学に関する多数の書籍がこのような事象について既に言及しているし、この仮説の立証を試みている研究は多数ある(rei氏のnoteにくわしい)
この書籍の最大の意図は、これまで社会心理学や進化心理学で散発的に語られてきた人類の性的選好行動について、「負の性欲」というキーワードでまとめあげることにある
多数の参考書籍、参考論文を紹介し、「負の性欲」が客観的に実在する本能的欲求であるということを納得してもらう
具体的に日本社会に見られる「負の性欲」が悪い方向で発揮された事例を紹介し、そのような行動を諌める
読者ターゲット
「負の性欲」を向けられてきた/向けられている人たち
最大のターゲット
「負の性欲」を向けられたときに反論・防衛するためのバイブルとして必要としているはず
「負の性欲」を既に自覚していて若干の後ろめたさを感じている人たち
「負の性欲」を持つのは生物としての本能だから抱いて当然であると説明すべき
「負の性欲」をいかに社会的に適切に行使するか知りたがっているはず
不適切な「負の性欲」の発露のパターンを知ることで反面教師にできるはず
「負の性欲」というキーワードに納得できず反発心を抱いている人たち
学術的に充分説得力のある概念であると説得する
目次構成案
# 1.「負の性欲」は実在するのか、イントロダクションにかえて
「負の性欲」というインパクトのある言葉に対する誤解や否定、自分勝手な想像はあまたある。この言葉に対するインターネットの分断された状況の解説から、しかし「負の性欲」に対する人々の反応や実体験から、この概念は実在するとしか考えられない。この「負の性欲」という概念について今、改めて問い直す意義や価値について
# 2.「負の性欲」の存在証明
科学的見地や最新の研究の証明、「人間的なるもの」を取り除いた、動物としての人間には「負の性欲」が存在するとしか言えないのではないか?という研究成果の提示。堅苦しいと読めないのでなるべくポップに。
# 3.「負の性欲」の実感証明
現実に生きていて直面する男性/女性嫌悪の事例や、果たしてそれが「負の性欲」なのかそれ以外の何かだったのか、事例を交えて考えてみる。
# 4.「性欲のある動物」として人間はどう生きるのか
「負の性欲」の科学的検証は今後の研究を待つとして、「負の性欲」という概念を導入することで我々の社会における分断や軋轢を説明できることが、これまでの章で提示されてきた。この章では「負の性欲」を認識した上で、さて我々は人間としてどう生きるべきか、社会をどう維持していくべきか、そして「恋愛」や「孤独」とどう向き合っていくべきなのかを考えたい。
類書、参考文献
進化心理学から考えるホモサピエンス 一万年変化しない価値観
Q なぜ売春は世界最古の職業で、ポルノ産業は一〇億ドルの市場規模を誇る のか
https://gyazo.com/198896c488b63d31f2a31a0b0edb2f7d
進化と人間行動
p190 第九章
野蛮な進化心理学―殺人とセックスが解き明かす人間行動の謎
p188 第九章