健康的で清潔で、道徳的な秩序ある社会の不自由さについて
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第一章
美しい国
安全、清潔、道徳的な秩序ある社会
↔背伸びするように行儀よくしている人
↔子どもたちが大人の取り決めた秩序からはみ出さずに行動している
異様
テキパキと働かねばならず、コミュニケーション能力を求めてやまない
子ども
大人の思い通りにならない存在
大人の通念や習慣からはみ出して動き回る
思春期を迎えたらもっと大人や秩序に反抗し、寄り道をしながら成長していく
医療や福祉の制度
自立支援
≒経済的に自立した個人
≒現代の秩序に妥当するような個人
境界知能
IQ70~84
能力にそぐわないものを社会から求められた結果としてメンタルヘルスを損ねている
搾取を見抜けない
クレジットカードのリボ払い
オンラインゲームの高課金
搾取が自己責任にされている
健康志向
健康で長寿でならなければならなくなったのではないか
健康が人生の手段ではなく、人生の目的になってしまっている
↔人間はもっと簡単に生まれて、案外簡単に死んでいくものだった
個人の自由と孤独
自由について考える
ほとんどなくなった:イエ制度、地域共同体
仕事を選ばなければならなくなった
要求されるクオリティに達しなければ恩恵を受けられない
友人や恋人を選ばなければならなくなった
人間関係は自己責任になった
友人や恋人として選ばれなければならなくなった
自分と同じように他人も付き合う相手を自由に選ぶ
孤立した人、疎外された人はどうする?
環境管理型権力
インターネット
第二章