Twitterにおけるトンデモ親クラスタの分析と対策
動機と意義
児童相談所の職員の過労ぶり(職員1人あたり100人近くの親に対応)に関するツイートをしたら、児童相談所に不審を抱くTwitterユーザー(以下、トンデモ親)から非常に感情的なリプライが膨大な量届いた
やり取りを続けるうちに周辺にも同じような主張をしているトンデモ親がいることに気がついた
これらのトンデモ親に共通して見られる明らかな問題点として、以下が挙げられる
情緒不安定
感情的
他罰的
攻撃的
認知の歪み
高すぎる自尊心
反知性主義
データ(統計調査)に基づいた論証の拒否
ファクト(報道や文献や論文)に基づいた論証の拒否
現代西洋医学の拒否
向精神薬の拒否
ワクチンの拒否
虚言
仮説
トンデモ親に共感を示しつつ接していくことで、反発を招かずに認知の歪みを修正し、適切な医療・福祉情報を提供できないか?
トンデモ親は独自の独特な道徳感情、正義感を動機として行動しているのではないか?
仮想敵を作り、正義感を刺激することでうまく行動を誘導できないだろうか?
数人の保守系議員・弁護士・医師等が、Twitterにおけるこうしたトンデモ親のネットワークのハブになっているのではないか?
ここで言うトンデモ親のネットワークは、反ワクチン、反原発などの疑似科学を発信するネットワークとも被っている可能性が高いのではないか?
方法
数十人程度のトンデモ親を手動・目視でチェックし、以下のキーワードをツイートしているユーザーたちが一定の集団を形成していると推定した(作業済み)
児童相談所
児相
児相被害
不当保護
誤認保護
虐待冤罪
虐待事実
連れ去り
共同親権
児童虐待問題に取り組まない議員を私は支持しません
こどものいのちはこどものもの
上記のキーワードが含まれるツイートを継続的に監視してユーザーを集める(作業中)
ユーザーの以下のデータを収集する(未着手)
フォロー・フォロワー関係
ツイート本文
リプライ関係
RT関係
ネットワーク分析
収集した関係データを元に、重み付きグラフ構造を構築する(未着手)
グラフ構造から求まる中心人物を推定する(未着手)
中心人物に対して直接対話で介入して、言論操作を試みる(未着手)
Bot開発
収集したツイートから自然なテキストを生成するBotの開発(未着手)
トンデモ親と同じ傾向のツイートをすることによってネットワーク内に介入する(未着手)
ネットワーク内で中心性が高まった時点で、ツイートの傾向を徐々に変えて言論誘導を試みる(未着手)
評価
ネットワークへの介入の前後におけるキーワードの含まれるツイートの量の変化
ネットワーク内のユーザーの言論内容の質の変化
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