FOSS4G 2023 参加レポート
カンファレンスの概要
名前
日程
2023年6月26日から2023年7月2日
場所
Prizren, Kosovo
主催者
目的およびテーマ
地理空間情報のフリー・オープンソースソフトウェアの世界最大の集会
自分の発表
Smart Maps Assistant (TRIDENT) のデモ
無事に完了
自分が感じた改善点
もっと技術的な詳細を解説する内容のほうが良かった
デモや概要はあっさりでいい
技術的なチャレンジや創意工夫こそ情報共有して持って帰ってもらうべき
頂いたフィードバック
「南スーダンの病院の数は何個か?」のような質問応答はできるか?
→ いまはまだできないが、実現したい
私は質問応答AIも開発経験があるので、できるはず
→ すでに着手開始した
アプローチがいろいろ考えられるので試行錯誤が必要
国連の内部データなど非公開の情報でも使えるか?
→ 任意のベクトルタイルやPostgreSQLに対して使えるようにしたい
上記の質問応答とも関連する
OpenAIはFOSSじゃないよね?
→ FOSSのAIモデルを作りたい。技術的には可能だと信じている
HOTOSMチームのfAIrの開発者から多数のフィードバックを貰った
どのLLMを使っているのか?
どのようなデータセットで学習しているのか?
ハルシネーションの問題にはどう対応するつもりか?
バイアスの問題にはどう対応するつもりか?
聴講したなかで共有したいこと
UN Open GIS Meeting
ティモールからのパイロットプロジェクトの紹介
UNMISS GeoStory Project
GeoStoryあるいはStoryMapはOSSで貢献しやすそうなので気になっている
SMASH / GSS Mobile Solution
SMASHによるオフライン環境でのGISが気になった
その他、オム課長が言っていたキーワード
UN GeoAI Center
Geospatial Metaverse
ブランドンによるPMTilesの話
Cloudflare Workersに言及していたのが印象的
Cartographic generalization with Open Source
地図の一般化(総描)
Vision Language Modelに画像として地図を理解させる際に重要かもしれない
組長によるRedmine GeoTaskTracker (GTT) Plugin
redmine_gtt_smash
ここでもSMASHが登場してい気になった
redmine_gtt_assistant
Redmine+GTTにChatGPTを統合している
タスクの要約、優先付け、分割などにLLMsが役に立つかもしれない
Bellingcat
めちゃくちゃ興味深かった
やってることは、GeoGuessrの超すごい版
画像のどこに注目したのかという学習データがあれば、AIでアシストできるかもしれない
Bellingcatは、Overpass API Queryを書くのをサポートするツールを独自で開発している
同一のNAT内にいるブラウザ同士が、直接接続する
decentralized geospatial digital twins
一番難しい状況にある人が使えるソフトウェアは、ユニバーサルなソフトウェアになれるはず
クロージングセッション
Community Sprint
UN Open GISの今後
Microsoft
Azure AD
colleemap on Raspberry Pi
pmtiles on Raspberry Pi
32 bitだとおかしそうなので64 bitで試してみる
OpenStreetMapのデータを独自のスキーマでベクトルタイル化するやつ