統計学
参考文献
統計学の歴史
17世紀ごろ
神の秩序を明らかにするという意図での統計調査が行われていた
当時唯一、比較的完全な統計資料であった死亡表を教会から収集
集団的な人口に現れる死亡には、これを予測し得る一定の秩序があることを明らかにした
ある事象が発生する実験又は観測(試行)を同じ条件で独立に何度も繰り返した場合に、収束していく割合(相対度数)について、試行の回数を増やしたときに、その相対度数が一定の確率に近づく
記述統計学の成立
大量の標本を集計し、観察することによって規則性(=パラメーター)を発見する
度数分布
平均
分散
標準偏差
時系列
相関関係
統計学の発展は、近代における国民国家の成立と密接な関係がある 役所の誕生
統計局の誕生
統計学の先駆者
クリミア戦争に看護婦として従軍
https://gyazo.com/8e3ab0e1e07130a05cdfada47018cb17
ナイチンゲールが考案した「鶏のとさか」と呼ばれる円グラフ
クリミア戦争での負傷兵たちの死亡原因を、予防可能な疾病、負傷、その他に分けて可視化している 20世紀初頭、推計統計学
無作為抽出された部分集団(標本集団)から抽出元全体(母集団)の特徴・性質(=パラメーター)を推定する
点推定
区間推定
仮説検定
「パラメーターに関する帰無仮説を立て、得られたデータがまれに発生したのかどうか判断する」
母集団(=パラメーター)を固定
データが発生した確率を吟味し、パラメーターが妥当かどうかを判断する
パラメトリックな検定手法
t検定
F検定
分散分析
ノンパラメトリックな検定手法
Wilcoxon検定
カイ二乗検定
フィッシャーの正確確率検定
標本を必ずしも必要としない。データが不十分でも何とかして確率を導く
「いま手元にあるデータが、どのようなパラメータに基づく母集団から得られたのかを推測する」
母集団(=パラメーター)が変動すると考える
データは固定(ただし、データが増えるに従ってパラメーターを修正はする)
事前確率、事後確率
事前確率
あるデータを手に入れる前に想定していた確率
事後確率
あるデータを用いて事前確率を修正した結果の確率
https://gyazo.com/210f08d8932cd76d92ec7913321f41c7
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