精神医療との付き合い方
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治療期間について
精神の不調、心の病気は、簡単には治らない、一生治らないこともありえる
病気を受け入れて、どう向き合うのか、どう付き合っていくのかという視点が必要
自分でも病気のことを調べて、症状や薬や治療法について勉強する必要がある
薬で症状を抑えて対処するというのが西洋医学の基本的な考え方
医者に不調を訴えれば訴えるほど、薬は増える
自分から減らしたいですとか言わないかぎり、減らない
摂取してすぐに効く薬と、血中濃度が一定以上の状態がしばらく持続してはじめて効果が出てくる薬がある
短期間で薬の良し悪しを判断してはいけない
薬を飲み初めて1週間とかでパキッと症状が収まる魔法のような薬はなかなか無い
最初は最低用量から初めて、体型や症状の重さなどに応じて少しずつ増やしていき、一定値を超えたら効き始める、というのが普通
薬の効果や副作用は自分でも勉強するしかない
ただし、ネットの情報を鵜呑みにするとやたらと副作用の話ばかり強調されていたりして良くない
薬で酷い目に遭った人はネットに愚痴を書きまくるけど、改善した人はあまり大きな声で情報発信しない
一度飲み始めた薬を自分の判断で急に飲むのを中断してはいけない
突然薬を飲むのをやめたら、一気に調子が悪くなるのは当然のこと
一度飲み始めたら、たとえ効果がなくても、病院で医者に会うのがイヤでも、少しずつ減らしていくしかない
別の病院に切り替えるとか、別の薬に切り替えるとしても、以前の処方薬の内容を伝えて、そこから薬を少しずつ減らして、慎重に切り替えていく必要がある
薬が切れると危険なので、病院に通っている期間に大きな間隔が生じないようにするべき
薬以外の治療法は専門の訓練を受けた医師・臨床心理士でなければできない
通っている病院がそれに対応しているとも限らない
医者の選び方
診察時間が5~10分なのは普通です
医者との相性は残念ながらあります
威圧的な医者、上から目線の医者もいるらしい、当たったことないけど
セカンドオピニオンは患者の権利です。相性の良いお医者様を探しましょう。
人気のお医者様は初診を受け付けていない、紹介状がないと受け入れてくれないことがあります……
良い精神科医・心療内科医の判断ポイント
脳や身体と心の関係をわかりやすく説明してくれる
病気の症状が起こる原因やメカニズムをわかりやすく説明してくるれる
症状に対処できる薬のリストを提示して、相談しながら選ばせてくれる
それぞれの薬の特徴や効果、副作用をわかりやすく説明してくるれる
薬を砕いたり粉末にしたりするといった、微量の調整の手間を惜しまず処方してくれる
1~2週間くらいの短い間隔で診断して、その時々の症状に応じて薬の量を調節してくれる
効かない気がするので別の薬を試したいと言う時にも対応してくるれる