情報的不安
このページを書いたキッカケ
yuiseki.iconと他人が情報システムに入力する情報の量の次元が全然違う
これは一体なぜだろうかと考察した結果、yuiseki.iconは情報的にとても不安なんだと気づいた
人間の情報的不安という気持ちを説明したい
人間の情報的不安は、人間に以下のような行動をもたらす
情報収集マニア
情報記録マニア
情報整理マニア
情報分類マニア
メモマニア
なぜ、人間は情報的不安を感じるのか?
いつも、自分自身の記憶力や思考力や判断力を、強く信頼できずに生きている
いつも、自分が思考・判断・意思決定する前提として、充分な情報を集め切っていないのではないかと感じながら生きている
その結果、人間は、どのような行動をするのか?
知らないことがあるとわかったら、すぐに調べる
受動的ではなく積極的に、情報を収集する
自分自身の頭の中ではなく、その外部の情報システムに、可能な限り、目にした情報、思考したこと、知った概念について記録しようとする
記録する際には、あとで取り出せるように、整理・分類を行う
なぜ、これが特筆すべきことなのか?
本来、情報は、なんらかの思考・判断・意思決定をする必要が生じた際に、必要なだけ集めて、また必要になったら集めなおせばよい
情報的不安を強く感じている人間は、ただひたすら情報を集めて記録し取り出せるようにするという行動が、自己目的化している 情報的不安は、人と情報システムを強く結びつける動機になるため、人間が情報システムと合一するために必要な、才能とも言える 情報的不安をそれほど強く感じていない人間は、
いつも、自分自身の記憶力や思考力や判断力をそこそこ信頼できて生きている
いつも、自分が思考・判断・意思決定するために充分な情報を集め切れていると感じて生きている
その結果、
知らないことがあっても、いちいち調べることは少ない
受動的に情報を受け取るだけで、積極的に情報を収集することは少ない
目にした情報、思考したこと、知った概念を、自分自身の頭の中に記録できていると考え、外部の情報システムに記録することは少ない
記録することがあっても、その際にあとで取り出せるようにと整理・分類することは少ない