マネーと常識
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p5 勝利の戦略は、すべての上場企業の株式を非常に安いコストで保有すること
p6 インデックスファンドは個別銘柄リスク、セクターのリスク、ファンドマネージャー選択のリスクを取り除き、市場リスクのみを残す
p10 コストを差し引くと、株式市場に勝とうとするのは敗者のゲーム(エリス)
p12 株式を購入したらカジノから出て、ずっとカジノの外にいるべき
p15 著者は1974年にバンガードを設立
# 余剰資金以上の投資をすると、必要に応じて頻繁に売却をしなければならない。含み益があればそのたびに税金を払うのでダメ。ただし10%の報奨金がつくのなら毎月売買してもプラスになるかもしれない
p25 敗者のゲームを回避するには、何もしないこと
p31 投資における感情はPERで測る。欲に支配されると高くなる。
p39 期待の市場は投機についてのもの。現実の市場は投資についてのもの。短期的に金融市場に反映される感情の雑音を無視して長期的な企業の経済状況に目を向ける
p40 ベンジャミングラハム 株式市場は短期的には投票のための装置だが長期的には価値を測るための装置
p41 市場のことを忘れて、受け取る配当リターンと企業の業績に注目すべき
p43 オッカムの剃刀 複数の解決方法がある場合は最も単純なものを選ぶ
p43 S&P500 は米国市場の時価総額の8割を占める。時価総額加重の素晴らしさは、株価の変化を自動的に織り込むこと
p63 年間2.5%残すとの長期的な影響のグラフ。思ってたより深刻
50年後にはリターンの7割が徴収されている
p66 コストが投資の成否を左右する
p84 アクティブファンドの活発な売買から生まれる税効率の悪さ
p87 ファンドのリターンは、コスト・税金・インフレによって破壊される
p92 株式市場のリターンは低くなりつつある
p106 バフェット 膨れた財布は優れたリターンの敵である。成績の良いアクティブファンドに資金が流れ込むと成績が悪くなる
p107 急いで投資する前にそのファンドが35年続くかを考える
p111 干草の中の針を見つけるような無駄なことをしない
p139 お金の運用のために1%以上支払うことは誰に対してでも価値がない
p187 過去のデータで良い成績を収めたからといってこれからもそうなるとは限らない。
p207 セクター投資は不要
p221 インデックスファンドのリターンの源泉は、可能な限りの幅広い分散と、最低限のコスト
p224 結論1株式の売買ではなく企業の保有が勝利の戦略である
p225 結論2 全市場型インデックスを通じて企業を保有することが、最善のリスク低減戦略である
p226 結論3 市場のグロスリターンからコストを差し引いたものが、投資家が受け取るネットリターン
結論4 市場のグロスリターン - コスト - タイミングと選択のペナルティ = ネットリターン
Equity 投資家の Enemies は Expenses と Emotions 。これに深刻な問題を抱えてないのはインデックスファンド。
p234 インデックス運用は、最高ではないかもしれないが、最悪ではない
p235 もしアクティブ運用をするなら投資資金の5%以内で行う。楽しむためのお金と割り切る。まじめなお金は、50-100%はインデックス運用で構成されているべき
p236 良いのは、個別銘柄、アクティブ運用(確固たる投資哲学に従い長期運用しベンチマークに固執しないもの)、インデックス(ETFで投機をしないように)。悪いのはコストの高い隠れインデックス、コモディティ(利益や配当や利払いなどのファンダメンタルが存在しないので、バブル崩壊>後悲惨)、ヘッジファンド(勝者敗者間の格差が大きすぎる)、ヘッジファンドのファンドオブファンズ
p238 楽しむためのお金は、1年後5年後10年後にリターンを測定してインデックスと比較する。