六年目の浦島太郎
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コールドスリープでの延命で毎年数日会うことができる というテーマでここまで具体性を帯びていて、なおかつ主人公や周りの人の心情の移り変わりを描くのがめちゃくちゃ上手い 特に後半の妹が凄い
後半の妹も主人公にとっては1週間程度で人が変わったようになっているのだなと言うことを想像すると…
自分が置いていかれる感覚はどうにもならない
当人が生きたまま、周りの人が爆速で自分のことを忘れられる姿を見せつけられるのは凄くむごい
大抵の場合、1~2年もすれば人が亡くなってもある程度の気持ちの整理がつくと思う
しかも主人公が死んでないのであれば、母親からすればそれはもう自立した子の帰省と同じだろう 18歳という年齢的にも…
ただし実際は主人公は全く時間を感じていない
自分が何も成長していなければ普通の帰省と同窓会などで味わうことができる