千歳楽
千歳楽(せんざいらく)は、岡山県沿岸部に見られる形態の太鼓台で、神輿の巡行にお供する役割を持つ。他県では、『太鼓台』(愛媛県新居浜市等)と呼んだり、また香川県三豊市では、『ちょうさ』と呼んだりします。
様に、千歳楽に類似するものは、四国圏、関西圏など主に瀬戸内沿岸に分布しているが、千歳楽がいつどの時代にどのように伝わってきたかは、現在研究が進められているところなのです。
千歳楽の高さ、幅、重量などは各地区ごとに相違が見られるが、各部分ごとにだいたいの名称を持っており同じような構造をしています。(布団、布団締め、力車、水幕、)などがある。
千歳楽の一番重たいのは、片本の千歳楽で、二番目に重たいのは、大浦で、三番目が早崎の千歳楽です。 早崎は、軽い木を使っているから軽く、一番派手です。片本は、重い木を使っています。 千歳楽をかついでいる人の手が潰されて、折れたということもありました。けれど、お酒を飲んで千歳楽をかついでいたので本人は、全く痛くなかったと言ったと聞いてます。本当に良かったですね。
千歳楽の写真です。
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