脳死manをやめよう
様々なAPIに関するドキュメントは、man(1)コマンドを通じて読むことができるが、chgrp, chmod, chown, mkdir, mknod, nice, rmdir, sleep, sync, unameなど、システムコールの関数名やC言語の関数名とコマンド名が同じになってしまうことがよくある。実際、内部で同名のシステムコールを叩いている場合が多い。 この場合は、セクションを指定してあげるとよい。また、セクション名がわからない場合は-kオプションを利用できる。
code:sh
man chown
man 2 chown
man sleep
man 3 sleep
セクション1はコマンドラインプログラムに関するセクション。
セクション3はライブラリルーチンに関するセクション。システムコールを利用したり利用しない場合がある。
特にGNU/Linuxが配布するプログラムの多くは、こちらの方に詳細かつ新しい情報が記載されている。 code:plain
info coreutils
info coreutils ls
info coreutils sort
info coreutils head