SMARTフレームワーク
目標設定や活動の結果を設定するに使われるフレームワークの1つにSMARTというのがあります。このSMARTはそれぞれの項目の頭文字を取ったものですが、その項目はいくつかの亜種があります
よく使うSMART
自分がよく使うSMARTは以下です
Specific:具体的
目標が明確で、詳細に記述されていること
例: 「今年中に5kgの減量をする」ではなく、「6ヶ月以内に体重を75kgにする」
Measurable:測定可能
目標の達成度が数値などで測れるようにすること
例: 「運動習慣を身につける」ではなく、「週に3回以上ジムに通う」
Alinged:組織目標と整合した
個人の目標が組織やチームの目標や方針と合致していること
例: 営業職なら「新規顧客獲得数を20%増やす」など、会社の売上目標にも貢献する目標
Realistic:現実的
目標は現実的で達成可能なもの
例: 初心者が「3ヶ月でマラソンを走破する」のは現実的でない
Time-bound:期限がある
目標を達成するための期限を設定することで、焦点を絞ること
例: 「2025年3月31日までに英語検定の合格を目指す」など、具体的な期日を設ける
他の種類のSMART
他にもAがAgreed(合意できる)、Achievable(達成可能な)であったり、RがRealistic(現実的である)、Related(経営目標に関連した)であるSMARTもあります
Agreed:合意できる
目標は上司や関係者全員が合意でき、サポートできるもの
例: プロジェクトチームで目標を共有し、全員が納得した上で設定する
Achievable:達成可能な
目標は現実的で達成可能なもの(Realisticと同様)
例: 1年で3つの資格を取得するのは現実的ではなく、1つずつ段階を踏んで設定する
Related:経営目標に関連した
個人または部門の目標が組織全体の経営目標や戦略と関連していること
例: マーケティング部門なら「ウェブサイトの閲覧数を20%増やす」など会社の販売目標に貢献する目標
Realistic:現実的である
目標が現実的で達成可能なものでなくてはならない(Achievableと同様)
例: 初心者が「3ヶ月で5語学をマスターする」は現実的な目標ではない