EMをうまくやっていくには仮説検証のスキルも必要では?
EM(エンジニアリングマネージャー)は組織ごと、また組織の状況によってやることが幅広く変わってくる印象がある
まだ「EMはXXをするもの」という明確な共通認識が他のロールに比べて整備されていないというのもあると思う
EMとして新たに取り組んでいくことになった際に、やることがわかっていることはあまりないことも多い
課題はある程度顕在化されているがそれに対する詳細や構造がまだわかっていなかったり、それに対してどうすればよいかがまだ十分にわかっていない状況もある
そのような場合な話を見聞きするなかで、仮説検証の考え方やスキルが使えるのではないかと考えた なにもわかっていないならまずは現場やそこにいる人々の観察から始める
現場がなにをしているのか、話しているのか、困っているのかを観察する
ある程度わかっていることがあるなら、そこから仮説を立てて検証する
「こんなことが起きている、こんな声が出ているなら、こういうことをすればこう変えるんじゃないか?」と仮説を立てて、実際に取り組んでみることで検証する
検証のサイクルやプロダクトなどに比べて変化が起きてそれがわかるようになるのは遅くなりがちではあるが、データ(定量、定性)なものが溜まる時期に適切な時期で検証してみる
このように考えるとユーザーのことを知る、理解するためのユーザーリサーチの考え方やスキル、プラクティスや仮説検証のプロセスが役立つのではないかとと思う