開発者主導のリファインメントをやってみる
状況/背景/コンテキスト
開発者は主に聞いていて時々質問している
解決したい問題
開発者が実現したいものに対して受け身になりがちで、創造性を発揮できず、もっと良いソリューションを見つける機会を失う
質問の内容がプロダクトオーナーの会話がインプットになるので、プロダクトオーナー自身も気づけないことに気づかないまま進むことがある
開発者が説明する経験を積めない
解決策
開発者が中心に会話をするようにする。開発者が読み取れたこと、わかったことなどを開発者同士で会話していく。その中で疑問点があれば口にする
プロダクトオーナーはあまり説明をせずに開発者同士の会話を聞いておき、質問に答えたり、追加して伝える情報が見つかれば伝える
結果
開発者が背景だけでなく、実現したいものに対する理解が深くなり、スプリントでの活動の質が上がる
プロダクトオーナーと開発者の関係性が双方向になっていく
解説
プロダクトオーナーの重要な活動の1つが価値があると思われる課題(Why)が持ってくることです。この活動にプロダクトオーナーがより集中できるためにも、どのように解決していくのか(How)は一緒に考え、なにを作るか(What)は開発者たちがリードするのもチームで価値を早く利用者に届けるための1つの形です。
リファインメントでプロダクトオーナーが話し過ぎないで、開発者たちが会話に中心になるようなアプローチも有効です。