近いゴールに集中できるチームは実験がやりやすい(かもしれない)
(スクラムにおけるスプリントゴールなどの)近いゴールに集中できているチームは、実験をうまくやれていることが多いなと感じます たとえばスプリントゴールがあれば、自分たちのスプリントプランニングで「これとこれとそれをやればスプリントゴールは達成できそう。ほな、残りはあれを実験してみようか」といった会話も生まれます 一方、ゴールがなかったり明確でないと、どこまでやればいいかわからないため、とにかくタスクを片付けていくというような振る舞いになってしまいがちです。
また、スプリントゴールが明確だと状況がわかりやすくなるため、自分たちがあとどれくらいするとスプリントゴールに到達できるのかといったことや実験をする余裕がどれくらいあるかといったことがわかりやすくなります。このようことも実験をやりやすくなる1つの要素です。
実験は、新しい方法を試したり予期せぬ結果が出たりすることで、チームにとって刺激的でシンプルに楽しくワクワクするものです。実験を通じて、チームは改善を重ね、貴重な知見や経験を積むことができます。これが最終的にチームの成熟度を高め、より効率的な成果を上げることに繋がります。
取り組んでみる実験の範囲や期待値設定、取り組んでみた結果のふりかえりなど実験に関しては別途書きますが、実験に継続的に取り組むことができるチームは、カイゼンが進んだり、知見や経験といったことから学ぶことができ結果的にうまくできるようになっていきます