自分たちの持っているライトは少し先しか照らすことができない現実に向き合う
自分たちの持っているライトは少し先しか照らすことができない現実に向き合う。
ついつい自分たちはすべてを見通せるほど十分な情報、かつ、その情報が間違っていることはないと思い込み(もしくは思いたくなって)、その前提で全体の計画を詳細に作り込んでしまうこともある。
でも多くの場合、そんな初期の段階からすべての情報が出そろっていたり、それらの情報が正しいことはほとんどない。
今わかっている情報以外にも、進んでいく中で多くの情報や出来事に出会うし、その中には今わかっている情報が正しくなかった(もしくは別の解釈を生む)こともたくさん出会う。そういう前提で最初の計画を立てるのがいい。
少しずつ進むことによってわかったことでもともとの計画をアップデートする。そのアップデートするタイミングを定期的に用意しておくことで気がつくと、新たな情報があるにもかかわらず古い情報、状況のまま進んでいたということを防ぐこともできる。
そのアップデートする場では「何が進んだか?進んでいく中でわかったことは何か?新たにわかりたいことは見つかったか?」といった話をする。